マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 7:11:35
9,044,829
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ギャップスタート後の28000円を固める動きに注目か~

2021/7/26 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ギャップスタート後の28000円を固める動きに注目か~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ギャップスタート後の28000円を固める動きに注目か ■日電産、1Q営業利益60.3%増 445億円、コンセンサスを上回る ■前場の注目材料:KYB、eアクスル用油圧ポンプ事業化狙う、開発着手 ■ギャップスタート後の28000円を固める動きに注目か 26日の日本株市場は強含みの相場展開が見込まれる。23日の米国市場はNYダウが238ドル高だった。長期金利が再び上昇したため、新型コロナ流行再燃による景気回復鈍化への警戒感が後退する一方で、良好な企業決算が相次いでおり、決算を控えているハイテク関連にも期待感から買いが膨らんだ。主要株式指数は史上最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比620円高の28180円。円相場は1ドル110円50銭台で推移している。 日本が連休中の米国市場は4日続伸で主要な株式指数は史上最高値を更新しており、シカゴ先物は節目の28000円を突破してきており、この流れを引き継ぐ格好から買い優勢の相場展開が見込まれる。21日の日経平均は大幅に反発して始まったものの、5日線に上値を抑えられる形状であったが、同線を明確に上放れてくる可能性が高いだろう。5日線を突破し、28000円を固めてくる動きを見せてくるようであれば、一先ず直近安値と5月安値とのボトム形成が意識されそうである。 ただし、米国は良好な決算を材料視した物色を見せているものの、国内では第1弾の決算ピークを迎えるため、様子見姿勢が強まる可能性はある。米国との連動性は限られるほか、足元での低水準のボリュームでは次第にこう着感が強まることも考えられよう。買い一巡後にショートの動きを見せてくる可能性もあるなか、まずは28000円をキープすることが必要か。 物色の流れとしては、朝方は先物主導での上昇となることから、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となる。その後もインデックスに絡んだ商いが中心になりやすいだろうが、NT倍率は低下傾向を続けていることもあり、225型からTOPIX型にシフトしやすい需給状況ではある。調整基調が続いているファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>などの戻りを見極めたいところ。もっとも、米国ではハイテク企業の決算を控えていることもあり、決算評価の動きが強まるようだと、ハイテク株への物色からNT倍率の反転も意識しておきたいところでもある。 ■日電産、1Q営業利益60.3%増 445億円、コンセンサスを上回る 日電産<6594>が発表した第1四半期業績は、売上高は前年同期比32.8%増の4474.70億円、営業利益が同60.3%増の445.55億円だった。コンセンサス(420億円程度)を上回る。EVの駆動モーターについて、引き合い、受注ともに順調に増えているとして、2025年度の出荷台数見通しを従来の250万台から280万台に引き上げている。一方で、通期計画を据え置いていることから、市場の反応は限られよう。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27548.00、+159.84) ・NYダウは上昇(35061.55、+238.20) ・ナスダック総合指数は上昇(14836.99、+152.39) ・シカゴ日経先物は上昇(28180、大阪比+620) ・1ドル110円50-60銭 ・SOX指数は上昇(3280.06、+20.64) ・VIX指数は低下(17.20、-0.49) ・米原油先物は上昇(72.07、+0.16) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・KYB<7242>eアクスル用油圧ポンプ事業化狙う、開発着手 ・IHI<7013>宇宙用極低温冷凍冷蔵庫、バイオ医薬用に応用展開 ・堀場製作所<6856>独電源装置企業を買収 ・FUJI<6134>中国工場増強、工作機械、23年めど能力2倍 ・SCSK<9719>NECとDC事業で協業 ・積水化<4204>欧ミタルと開発、CO2分離・回収と再利用技術 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・6月貿易収支(5月:+4.69億NZドル) 《ST》
関連銘柄 9件
4204 東証プライム
2,273.5
5/1 15:00
-28(%)
時価総額 1,053,783百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
6134 東証プライム
2,662
5/1 15:00
+4(%)
時価総額 260,407百万円
電子部品実装装置を製造・販売。工作機械なども。海外売上高比率が高い。TNシリーズ等の拡販進める。ロボットソリューションは足踏み。自動車市場の一部需要回復等により、24.3期3Qはマシンツールが増収。 記:2024/03/05
6594 東証プライム
7,419
5/1 15:00
+46(%)
時価総額 4,423,831百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6856 東証プライム
15,250
5/1 15:00
-250(%)
時価総額 648,628百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
7013 東証プライム
3,751
5/1 15:00
-36(%)
時価総額 580,205百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7242 東証プライム
5,430
5/1 15:00
+40(%)
時価総額 139,812百万円
油圧機器メーカー。自動車用ショックアブソーバや建機用油圧シリンダに強み。航空機器や特殊車両も。24.3期上期は数量増も生産コスト増が利益の重石に。独WV社の新型車向け電子制御ショックアブソーバの納入開始。 記:2024/01/17
9719 東証プライム
2,865
5/1 15:00
-10.5(%)
時価総額 895,788百万円
ITサービス大手。システム開発やITインフラ構築、ITハード・ソフト販売、コンサルティング、BPOなどを展開。自動車向け投資需要等で産業IT部門は売上堅調。金融IT部門も増収。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/11
9983 東証プライム
41,190
5/1 15:00
-360(%)
時価総額 13,107,523百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,789
5/1 15:00
-126(%)
時価総額 13,420,089百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10