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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちによるこう着のなか押し目買い意欲は強そう~

2021/6/16 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちによるこう着のなか押し目買い意欲は強そう~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FOMC待ちによるこう着のなか押し目買い意欲は強そう ■ザッパラス、21/4営業利益 698.0%増3.56億円、22/4予想 29.9%減2.5億円 ■前場の注目材料:東邦HD、モリモト医薬と常温管理ワクチンで提携 ■FOMC待ちによるこう着のなか押し目買い意欲は強そう 16日の日本株市場は、FOMC待ちのなかでこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場ではNYダウが94ドル安だった。5月小売売上高が予想以上に鈍化したほか、生産者物価指数が予想を上回る伸びを示したことが警戒材料となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開催中で、結果公表を控えた警戒感も強く終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の29320円。円相場は1ドル110円00銭で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い優勢の展開から始まることになりそうだ。ただし、FOMC待ちのなかでの利食いは想定線であるほか、直近2日間の強い値動きの反動も意識されやすく、売り一巡後の底堅さを見極める動きになりそうである。日経平均は昨日の上昇により足元で上値を抑えられていた75日線を突破し、5月の戻り高値に接近しており、短期的には達成感も意識されやすいところ。節目の29500円を意識したトレンド形成のなか、ひとまず下値を固める動きに。 米国では原油先物相場の上昇を受けてエネルギー株が物色される一方で、足元で見直しの動きを見せていた半導体株は利食い優勢の展開。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株には利食いが意識されやすく、日経平均の重荷となる可能性はある。ただし、米長期金利は1.49%と落ち着いた動きを見せていることもあり、下値を売り込む流れにはならないだろう。短期的に売りを仕掛けてくる局面においては、その後の買い戻しを狙った押し目買い意欲は強いと考えられる。 物色の流れとしてはハイテク株の押し目狙いのほか、アフターコロナを意識した関連銘柄への循環物色に。また、9月にも衆院解散が濃厚になるとの見方が高まってきており、経済対策に関連した銘柄を探る動きが強まりやすく、個人主体の短期資金などは関連銘柄での値幅取り狙いの動きを活発化させてきそうである。 ■ザッパラス、21/4営業利益 698.0%増3.56億円、22/4予想 29.9%減2.5億円 ザッパラス<3770>が発表した2021年4月期業績は、売上高が前期比28.5%増の47.92億円、営業利益は同698.0%増の3.56億円だった。上方修正に沿った着地。22年4月期の営業利益は同29.9%減の2.5億円を見込んでおり、コンセンサスを下回る。引き続き占い関連サービスが堅調に推移する見込みだが、中長期での持続的な成長を目指し、広告宣伝費の投下や新規サービスへの開発投資を積極的に進めていく方針。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29441.30、+279.50) ・1ドル110円00-10銭 ・米原油先物は上昇(72.12、+1.24) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東邦HD<8129>モリモト医薬と常温管理ワクチンで提携 ・ブリヂストン<5108>中国合成ゴムを台湾企業に売却 ・AGC<5201>北米建築用ガラス事業、米カーディナルに売却 ・トラスコ中山<9830>AIで先読み納品、トラスコ中山など4者、流通システム共同構築 ・伊藤忠<8001>自動車供給網のブロックチェーン国際共同体に参画 ・三菱商事<8058>米ジェティに出資、含有量低い鉱石から銅抽出 ・双日<2768>バイオVBに出資、化学品製造効率化・低コスト ・ヤマハ発<7272>豪州でスマート農業、豪イールドと共同開発 ・KDDI<9433>DX人財50%増、体制強化で法人事業拡充 ・NEC<6701>阪大と協働研究所開設、計算基盤を開発 ・第一三共<4568>アストラゼネカと抗がん剤「エンハーツ」、乳がん1次治療で治験 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月貿易収支(予想:-770億円、4月:+2531億円) ・08:50 4月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+2.5%、3月:+3.7%) <海外> ・07:45 NZ・1-3月期経常収支(予想:-24.70億NZドル、10-12月期:-26.95億NZドル) ・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+9.2%、4月:+9.8%) ・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+14.0%、4月:+17.7%) 《ST》
関連銘柄 12件
2768 東証プライム
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時価総額 966,659百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3770 東証スタンダード
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時価総額 5,897百万円
モバイル・PC向け占いコンテンツを企画・開発・運営。占い関連のリアルイベントも。不採算サービスの終了、譲渡を実施。自社占いポータルサイト「cocoloni占い館」等は売上伸びる。24.4期2Qは黒字転換。 記:2024/01/27
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時価総額 9,279,564百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5108 東証プライム
6,711
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-50(%)
時価総額 4,789,627百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
10,750
4/25 15:00
-270(%)
時価総額 2,933,138百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7272 東証プライム
1,426.5
4/25 15:00
-17(%)
時価総額 1,498,755百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
8001 東証プライム
6,909
4/25 15:00
+25(%)
時価総額 10,950,005百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,497
4/25 15:00
-62(%)
時価総額 15,080,750百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8129 東証プライム
3,724
4/25 15:00
+4(%)
時価総額 291,477百万円
医薬品の流通グループ会社。東邦薬品を中核に、医薬品や医療関連製品を医療機関や調剤薬局に卸売する。調剤薬局の運営等も。インフルエンザ製品等は伸長。24.3期3Qは大幅最終増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9830 東証プライム
2,493
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-7(%)
時価総額 164,560百万円
機械工具などの専門商社。PB商品と独自物流網に強み。24.12期は工場向けやEC向けの伸長を想定。人件費・物流費増こなして最高業績・連続増配を計画。26年稼働を目標に愛知県と新潟県に物流センターを建設へ。 記:2024/04/11