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2日の米国市場ダイジェスト:NYダウ25ドル高、投機的売買の勢い再燃

2021/6/3 7:53 FISCO
*07:53JST 2日の米国市場ダイジェスト:NYダウ25ドル高、投機的売買の勢い再燃 ■NY株式:NYダウ25ドル高、投機的売買の勢い再燃 米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は25.07ドル高の34,600.38ドル、ナスダックは19.85ポイント高の13,756.33で取引を終了した。雇用統計をはじめとする雇用関連指標の発表を週後半に控え、様子見姿勢が強い中でも、経済活動の正常化への期待は根強く、寄り付き後、上昇した。高値にあるダウは警戒感から上値が重い。足元で株価上昇が続いていた景気敏感株を中心に利益確定の売りも強く、マイナス圏に沈む場面もあった。ナスダックはは終日方向感に欠ける展開となったが、引けにかけて下げ幅を縮小し、上昇に転じた。セクター別では、エネルギーや不動産が上昇した一方、自動車・自動車部品 が下落した。 手芸品などを扱う電子商取引サイトを運営するエッツィ(ETSY)は、ロンドン発の古着販売アプリ「ディポップ」を買収すると発表し、上昇。個人投資家を中心とした投機的な売買が勢いを増しており、ミーム銘柄の映画館運営のAMC(AMC)や小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)などが急騰した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は約6000台のリコールを実施することなどが嫌気され、下落。 連邦準備制度理事会(FRB)は地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済は前回の報告よりもやや加速したとの認識を示した。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:米物価動向は想定内でドル弱含み 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円79銭から109円53銭まで弱含み、109円56銭で引けた。長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済告(ベージュブック)で、4月初旬から5月後半にかけての全米地区経済は緩やかなペースで拡大したことが明らかになり、幾分楽観的な見方が示されたほか、物価圧力の上昇にも言及されたが、サプライズはなく、上値の重い展開となった。 ユーロ・ドルは1.2179ドルから、1.2218ドルまで上昇し、1.2211ドルで引けた。ユーロ圏生産者物価指数の予想以上の伸びを受けてユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は133円69銭から133円90銭まで上昇。ポンド・ドルは1.4139ドルから1.4183ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9014フランから0.8976フランまで下落した。 ■NY原油:続伸で68.83ドル、需給ひっ迫への懸念残る NY原油先物7月限は、続伸(NYMEX原油7月限終値:68.83 ↑1.11)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+1.11ドルの68.83ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.78ドル−69.00ドル。アジア市場で67.78ドルまで下げたが、需給ひっ迫を意識した買いが入ったことによってニューヨーク市場で69.00ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では68ドル台で推移し、底堅い動きを維持している。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 42.94ドル +0.02ドル(+0.05%) モルガン・スタンレー(MS) 92.76ドル +0.65ドル(+0.71%) ゴールドマン・サックス(GS)383.44ドル +1.00ドル(+0.26%) インテル(INTC) 57.48ドル +0.59ドル(+1.04%) アップル(AAPL) 125.06ドル +0.78ドル(+0.63%) アルファベット(GOOG) 2421.28ドル -8.53ドル(-0.35%) フェイスブック(FB) 329.15ドル +0.02ドル(+0.01%) キャタピラー(CAT) 243.46ドル +0.70ドル(+0.29%) アルコア(AA) 40.00ドル -0.98ドル(-2.39%) ウォルマート(WMT) 141.35ドル -0.31ドル(-0.22%) 《ST》