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米国株高を受けた買い一巡後はこう着も底堅さが意識される【クロージング】

2021/5/21 16:09 FISCO
*16:09JST 米国株高を受けた買い一巡後はこう着も底堅さが意識される【クロージング】 21日の日経平均は続伸。219.58円高の28317.83円(出来高概算10億3796万株)で取引を終えた。20日の米国市場では週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、景気回復期待を受けた買いが再燃。長期金利の低下を受け、ハイテク株も買われた流れを引き継ぐ格好から、東京市場も値がさ株を中心に買いが先行して始まった。ただ、週末とあって、持ち高調整の売りも散見され買い一巡後は伸び悩む場面もみられたが、調整が続いていたファーストリテ<9983>の上昇が日経平均を支える形となり、28200円処での底堅さが目立った。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄、値下がり銘柄数が拮抗。セクター別では、その他製品が2%超の大幅上昇したほか、サービス、精密機器、情報通信など19業種が上昇。一方、鉱業が3%を超える下げとなったのを始め、石油石炭、ゴム製品、保険など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテのほか、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>が堅調な半面、ブリヂストン<5108>、東京海上<8766>、日東電工<6988>、東海カ<5301>が軟調だった。 前日の米国株の反発が好感されたが、東京都や大阪府などへの緊急事態宣言の期限がこれまでの5月末から最大で6月20日ごろまで延長される案が出ていると一部で伝わったため、経済活動正常化の遅れに対する懸念から、景気敏感株などには値を消す銘柄が目立っていた。一方、米国の雇用改善を背景に米国での求人広告数の増加が注目されたリクルートHDが上伸したほか、巣ごもり関連として、任天堂<7974>やコナミHD<9766>などのゲーム関連には個人投資家などの買いが入っていた。 一方、米国や欧州、英国で5月製造業・サービス業PMIが発表される。このところ経済指標の改善ペースにやや陰りもあり、景気回復の進捗度合いを測る上で注目されそうだ。特に米国のPMIが市場予想を上回る強い結果となれば、再び量的緩和縮小への思惑が強まることも想定される。国内ではワクチンに関連する報道もあるが、接種するための予約システムの不備などといったインフラ問題に懸念材料があるだけに、先行き警戒心は拭えず、来週も薄商いのなかで方向感の掴みづらい展開が続きそうである。 《FA》
関連銘柄 10件
4543 東証プライム
2,759.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 2,095,898百万円
医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
5108 東証プライム
6,691
3/28 15:00
-34(%)
時価総額 4,775,353百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5301 東証プライム
1,000
3/28 15:00
-5.5(%)
時価総額 224,943百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
6,629
3/28 15:00
-54(%)
時価総額 11,242,519百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6988 東証プライム
13,775
3/28 15:00
-540(%)
時価総額 2,062,916百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム、偏光板で世界首位。オプトロニクスは伸び悩む。24.3期2Qはインダストリアルテープが増益。自動車材料は需要増。 記:2023/12/11
7974 東証プライム
8,259
3/28 15:00
-151(%)
時価総額 10,725,881百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
4,725
3/28 15:00
-35(%)
時価総額 9,639,000百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9766 東証プライム
10,270
3/28 15:00
-325(%)
時価総額 1,473,745百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27