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*14:59JST 米国株見通し：上げ渋りか、最高値更新で調整売りも （14時50分現在） S&P500先物　　　　　　4,232.62（+7.37） ナスダック100先物　　13,717.88（+8.13） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物（WTI）は強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 7日の取引で主要3指数は続伸。ナスダックとS&Pはプラスを維持したほか、ダウは5日続伸となる229ドル高で取引を終え、3日連続で過去最高値を更新した。この日発表された雇用統計は失業率が6.1％（予想5.8％）、非農業部門雇用者数は前月比+26.6万人（同+99.8万人）と想定よりも大幅に悪化した。ただ、それを受け連邦準備制度理事会（FRB)による緩和的な金融政策が維持されるとの見方から、かえって買い安心感が広がった。 本日は上げ渋りか。引き続きFRBによる緩和政策の長期化観測で、買いが入りやすい地合いとなりそうだ。また、シカゴ連銀総裁が経済見通しをテーマとした今晩の討論会で先行きに慎重姿勢を示すとみられ、買いを後押ししよう。商品相場の上昇も手がかりに。ただ、ダウは前週に最高値更新が続いたことから、調整売りが見込まれる。また、緩和縮小への市場の思惑は完全に払しょくされず、金利先高観からハイテク株などへの買いは抑制されよう。 《TY》