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*16:00JST 日経VI：小幅に上昇、ポジション傾けにくく様子見ムード 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は27日、前日比＋0.07pt（上昇率0.35％）の19.96ptと小幅に上昇した。なお、高値は20.29pt、安値は19.80pt。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は寄付きこそ高くなったが、その後は売りに押される展開で、日経225先物は取引開始後に下げに転じた。しかし日経225先物の下げ幅は限定的で、日経VIは昨日水準近辺での推移となった。今週は、FOMCや内外企業の決算発表などイベントが目白押しなことに加え、大型連休を控え、ポジションを片方に傾けにくいという向きも多く、様子見ムードが強く、日経VIは概ね小幅な動きにとどまった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》