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【NY為替オープニング】米国債入札を睨む

2021/4/26 22:59 FISCO
*22:59JST 【NY為替オープニング】米国債入札を睨む ●ポイント ・独・4月IFO企業景況感指数:96.8(予想:97.8、3月:96.6) ・米・3月耐久財受注速報値:前月比+0.5%(予想:+2.3%、2月:-0.9%← -1.2%) ・米・3月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+1.6%(予想:+1.6%、2月:-0.3%←-0.9%) ・米・4月ダラス連銀製造業活動指数(予想:30.0、3月:28.9) ・米財務省・2年債入札 ・米財務省・5年債入札 ・関係筋「EU、今夏、米国の旅行者受け入れ計画」 ・共和党、9000億ドル規模のインフラ法案を支持 ・ドイツ 「今年の経済成長率予測を3.5%に引き上げ(従来3.0%)」 26日のニューヨーク外為市場では米国財務省が予定している2年債、5年債入札結果を受けた米国債相場を睨む展開となる。米国債相場は3月末に大幅下落。10年債利回りは1.8%近くまで上昇後は、沈静化しつつあり1.5%台後半での推移が続いている。 商務省が発表した3月耐久財受注速報値は前月比+0.5%となった。伸びは2月-0.9%からプラスに改善したものの、予想に達しなかった。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の出荷速報値も前月比+1.3%と、やはり2月-1.1%からプラスに改善。1-3月期GDPに寄与する。ただ、予想の+1.5%は下回った。 さらに、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)が予定している連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン大統領の議会演説を睨む展開となる。FRBはFOMCで大規模な金融緩和を維持する見込み。また、今年の強い回復を見込む一方で、新型コロナウイルス感染やワクチンで不透明感が強く、FRBの目標である最大雇用や持続的な平均2%のインフレ達成には程遠いと、慎重な姿勢を示す可能性が強い。ドルも伸び悩む可能性がある。 さらに、バイデン大統領は就任後初めての議会演説で増税の具体策、社会的なインフラ計画を明らかにすると見られている。共和党は、9000億ドル規模のインフラ案を支持する姿勢を見せており、今後は交渉が進むかどうかが焦点となる。 新型コロナウイルス変異種拡大でロックダウン中で回復が遅れると懸念されている欧州だが、 欧州連合(EU)は今年の夏にも米国からの旅行者を受け入れる計画と伝えられており、ユーロの下支えとなる可能性がある。 ・ドル・円は、200日移動平均水準の105円73銭を上回る限り上昇基調。 ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.2095ドルを上回っている限り上昇基調。 ドル・円107円70銭、ユーロ・ドル1.1933ドル、ユーロ・円129円85銭、ポンド1.3927ドル、ドル・スイスは0.9180フランで寄り付いた。 《KY》