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23日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、強い経済指標を好感

2021/4/26 7:11 FISCO
*07:11JST 23日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、強い経済指標を好感 ■NY株式:米国株式市場は反発、強い経済指標を好感 ダウ平均は227.59ドル高の34043.49ドル、ナスダックは198.40ポイント高の14016.81で取引を終了した。 前日に続きバイデン政権のキャピタルゲイン増税が回復を妨げるとの懸念に寄り付き後、下落。しかし、4月PMIや3月新築住宅販売件数が予想を上回ったため強い回復への期待が再燃し、上昇に転じた。潜在的な増税も、対象者数が非常に少数であることや詳細が不明で、実施もまだ先になるとの見方も支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、銀行、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落。 写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は予想を上回った決算内容が好感され上昇。音楽配信のスポティファイ(SPOT)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、大幅上昇した。一方で、クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は第1四半期の売上が予想を下回り、下落。消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)も決算が予想を下回ったほか、パンデミックにより急増したトイレットペーパーなどの需要が減少しており、業績見通しを引き下げたことが嫌気され、下落した。 ビットコインは増税の可能性や暗号資産市場の規制強化の可能性が警戒され急落し、一時5万ドルを割り込んだ。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:好調な米経済指標を意識してリスク選好の円売りも 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円48銭まで下落したのち、108円15銭まで上昇して、107円87銭で引けた。バイデン政権のキャピタルゲイン増税案が景気回復を妨げるとの懸念でドル売り・円買いが優勢となったが、3月新築住宅販売件数は2006年8月以来の高水準となったほか、マークイット米4月製造業・サービス業PMI速報値は改善し、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃した。 ユーロ・ドルは1.2046ドルへ下落後、1.2100ドルまで上昇して、1.2098ドルで引けた。フォンデアライエン欧州委員長がワクチンキャンペーンが軌道に乗っているとし、ワクチン接種の加速が景気回復を支援するとの期待でユーロ買いが強まった。ユーロ・円は129円78銭から130円56銭まで上昇。米欧の強い経済指標で世界経済の回復に期待が強まり、リスク選好の円売りに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.3893ドルから1.3836ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9172フランまで上昇後、0.9128フランまで反落した。 ■NY原油:強含み、株高を意識した買いが入る 23日のNY原油先物6月限は、強含み(NYMEX原油6月限終値:62.14 ↑0.71)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.71ドルの62.14ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.25ドル−62.43ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて61.25ドルまで下落したが、米国株高を意識した買いが入っており、一時62.43ドルまで上昇。しかしながら、原油需要増大の思惑は後退しており、一時61.60ドルまで反落。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 39.18ドル +0.82ドル(+2.14%) モルガン・スタンレー(MS) 80.95ドル +2.66ドル(+3.40%) ゴールドマン・サックス(GS)339.35ドル +8.50ドル(+2.57%) インテル(INTC) 59.24ドル -3.33ドル(-5.32%) アップル(AAPL) 134.32ドル +2.38ドル(+1.80%) アルファベット(GOOG) 2315.30ドル +47.38ドル(+2.09%) フェイスブック(FB) 301.13ドル +4.61ドル(+1.55%) キャタピラー(CAT) 230.11ドル +2.25ドル(+0.99%) アルコア(AA) 34.71ドル +1.50ドル(+4.52%) ウォルマート(WMT) 139.90ドル +0.23ドル(+0.16%) 《ST》