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個人投資家・有限亭玉介:コロナ禍で業績期待の銘柄をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】

2021/4/24 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:コロナ禍で業績期待の銘柄をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年4月19日11時に執筆 4月12日から高齢者向けのワクチン接種が開始された一方で、新型コロナの第4波が猛威を奮っております。これまでコロナ禍での経済活動はどの企業にとっても計画通りには進まなかったでしょう。コロナ対応に慣れてきた今、投資家達の関心はパフォーマンスの良い好業績企業へ向いているようです。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 コロナで業績が落ち込んでも見事に復活してコロナ以前より好業績へ成長する企業も見受けられます。やはりどんな環境であっても環境のせいにせず、今何をすべきかを考え続けられる企業というのはコロナに負けず成長しておりますよ。 もちろんコロナの影響を完全に克服して業績が軌道に乗るまでの期間は、業種によって差はあると思われます。半導体やテレワーク関連などはコロナが追い風になった為、比較的早期に業績が好転したのだと考えられます。 ワクチン接種がこのまま予定通りに進めば、コロナ禍を必死に耐え、成長する為の種を植えていた企業がアフターコロナの世界で花開く可能性もあります。コロナはまだ日本で収まってはいませんが、次の成長の芽がどこにあるのか…。あたくしはこれまで以上に個々の業績には目を光らせております。 さて、今年の4月は昨年とは違って入社式を対面で行った企業が増えたようです。それでも新入社員研修はオンラインと対面を上手く組み合わせて実施するなど、状況に合わせた判断が出来るようになりました。コロナ禍で導入されたオンラインサービスをアフターコロナでも活用する企業は多いと思われます。 eラーニング事業がコロナ禍で好調となっているクシム<2345>は、3月11日の決算発表で売上高が前年同期より28%上回って着地しております。法人向け学習管理システム「SLAP」などの引き合いも増えているようで、積極的に先行投資をして市場を開拓中です。 教育ICT関連としてはチエル<3933>もチェックしておきたいところ。2月12日に21年3月期の上方修正を発表しており、学校教育業界で注目されるGIGAスクール関連としても思惑がありますな。 やはりテレワークやDX関連はコロナ禍を象徴するような銘柄となり業績が伸長した企業も散見されました。キャッシュレス事業やメール自動配信ビジネスを手掛けるアララ<4015>は4月13日の決算で通期計画を超過したとの発表後は動意しております。チャート(日足)も底値圏から離脱するか監視中です。 テレワークを背景としたデジタル機器の需要増は、半導体業界へも波及しました。EUV露光プロセスでのマルチビーム描画装置で世界シェア首位である日本電子<6951>はゴールドマン・サックス証券が同社の投資判断を新規で「買い」に設定した事で急動意しておりましたな。第二のレーザーテック<6920>なんて呼び声も高いそうで。 コロナ禍で人材派遣のパソナグループ<2168>も官公庁からの依頼や再就職支援の需要が拡大して21年5月期の業績予想を上方修正しました。住宅建材大手のノダ<7879>もコロナ禍で出張費などのコストダウンが増益に繋がり、年初来高値を更新しております。 そんな風に社会構造の変化がもたらす、各市場の需給の変化にスポットを当てて思考してみるのもまた、投資家それぞれの矜持なのではないでしょうかね。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
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2168 東証プライム
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時価総額 82,254百万円
人材派遣、委託・請負などを行うHRソリューションが主力。海外人材サービス、子育て支援事業、介護事業、地方創生事業等も手掛ける。ベネフィット・ワンは全株売却。BPO専門領域の事業拡大などに取り組む。 記:2024/10/25
2345 東証スタンダード
443
11/22 15:30
+34(%)
時価総額 7,683百万円
ブロックチェーン開発支援等を行うブロックチェーンサービス事業、システムエンジニアリング事業が柱。Zaif、チューリンガムなどを傘下に持つ。Zaifの経営改革は順調。新規パイプライン開拓等に取り組む。 記:2024/10/06
3933 東証スタンダード
591
11/22 15:30
+38(%)
時価総額 4,651百万円
授業支援システムやデジタル教材、運用管理・セキュリティシステムなどを提供。進路支援サービスなども。授業支援ツールや情報セキュリティ関連が堅調。25年のGIGA端末更新本格化に向け自社製品が伸びる。 記:2024/08/08
477
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 7,497百万円
バリューデザイン、クラウドポイント、アララを傘下に収める持株会社。キャッシュレスサービス事業が主力。デジタルサイネージ関連事業なども手掛ける。キャッシュレスサービス事業などへの積極的な投資を継続。 記:2024/10/25
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6951 東証プライム
5,662
11/22 15:30
+44(%)
時価総額 291,780百万円
電子光学機器、分析機器、計測検査機器を手掛ける理科学機器メーカー。1949年設立。電子顕微鏡で世界トップシェア。産業機器、医用機器なども展開。理科学・計測機器事業は電子顕微鏡を中心に引き合い順調。 記:2024/10/14
7879 東証スタンダード
846
11/22 15:30
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時価総額 14,669百万円
1902年創業の建築資材メーカー。ドア等の住宅機器、床材等の内装仕上材、外装下地材の製造販売等を行う住宅建材事業が主力。伊藤忠建材等が主要販売先。内装建材シリーズ「カナエル」の拡販などに取り組む。 記:2024/10/26