マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 6:39:57
15,318,221
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り先行も半導体関連株が相場の下支え役に【クロージング】

2021/4/19 15:53 FISCO
*15:53JST 売り先行も半導体関連株が相場の下支え役に【クロージング】 19日の日経平均は小幅に続伸。2.00円高の29685.37円(出来高概算9億1823万株)で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、再び緊急事態宣言による経済活動の停止による景況感の悪化が警戒されたほか、日米首脳会談を受け、対中関係が悪化することへの懸念も売りを誘い、一時29530.84円まで下落した。ただ、半導体関連株の一角などがしっかりしていることから、短期筋による225先物買いも散見され、前引けにかけて上昇に転じると、後場寄り付き直後には29800円を回復する場面もみられたが、引けにかけては先週末の終値を挟んだこう着に。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数は1000程度でほぼ拮抗していた。セクター別では、海運と金属製品がともに1%超上昇したほか、ゴム製品、パルプ紙など11業種が値上がりした。一方、空運が3.63%と大きく下落したほか、陸運、不動産、その他金融など22業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない東京や大阪で緊急事態宣言の再発出に向けた動きを進めていることから、経済活動の正常化が一段と遅れるのではないかとの警戒感が売りを誘った。商品投資顧問業者(CTA)などの短期筋中心に売りを出したとみられる。また。日米首脳会談を受けてまとめた共同声明に「台湾」が明記されたことで、日米と中国の関係悪化に対する不安感も相場の重しとなった。しかし、東エレクやアドバンテスといった指数寄与度の大きい主力株の一角が堅調に推移し日経平均を下支えしており、全般は小動きにとどまった。 東証1部市場の売買代金は2兆円台と低調な水準が続いており、投資家は積極的に持ち高を一方向に傾ける雰囲気にはなっていない。国内主要企業の決算発表が月末にかけて本格化することも買いの手を鈍らせているようだ。ただ、大都市圏でのコロナ感染者の増加基調がさらに拡大すれば、より強力な感染防止策が打ち出される可能性があり、目先は感染状況に警戒する必要があり、当面は買い見送りムードの強い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4911 東証プライム
2,729
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17