マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 19:44:26
10,066,924
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

需給要因は前場で織り込み、こう着感の強い相場展開に【クロージング】

2021/4/16 16:13 FISCO
*16:13JST 需給要因は前場で織り込み、こう着感の強い相場展開に【クロージング】 16日の日経平均は小幅に続伸。40.68円高の29683.37円(出来高概算9億0915万株)で取引を終えた。15日のハイテク主導の米国株高の流れを受けて買い先行で始まった東京市場であるが、寄り付き時点でこれを織り込む形となり、日経平均は寄り付きの29789.08円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開に。前場半ばには29621.83円と下落に転じる場面が見られたものの、下を売り込む流れにもならず、昨日同様、後場は狭いレンジ内での推移が続いた。 東証1部の出来高は連日で10億株を下回る薄商いとなり、騰落銘柄は値上がり、値下がり数が拮抗している。セクターでは鉱業が2%を超える上昇だったほか、保険、空運、不動産、精密機器、ガラス土石など21業種が小じっかり。半面、海運が1.8%超の下落となり、電力ガス、銀行、鉄鋼、金属製品、輸送用機器など12業種が小安い。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、中外薬<4519>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、7&iHD<3382>、ソニーG<6758>が冴えない。 日経平均は寄り付きを高値、前場半ばにつけた安値とし、その後はこのレンジ内での推移が続いた。前場半ばまでで概ねその日のリバランス需給などが一巡した格好であり、これまでも続いている状況である。昨日はTSMCの決算に対する慎重姿勢からハイテク株の一角には利益確定のほか、ヘッジ売りなども入ったと考えられ、決算通過で朝方に買い戻しが先行した格好だろう。直近の銀行株の上昇などもゴールドマン・サックスの決算等を控えていたことによるヘッジ対応に伴う巻き戻し中心と考えられる。10億株程度の薄商いのなかでは方向感は出難いとみられ、引き続きこう着感の強い相場展開が続こう。 また、来週は国内の決算発表はいったん落ち着くため、手掛かり材料に欠ける状況である。米国では決算本格化によって変動する可能性はあるものの、これにサヤ寄せする形をみせたとしても、午前中で需給を織り込み、その後は狭いレンジ推移といったところだ。物色の流れとしては個人主体の中小型株での短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいとみておきたい。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,877.5
4/26 15:00
-5.5(%)
時価総額 1,274,695百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
2,039.5
4/26 15:00
-10.5(%)
時価総額 5,423,695百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6,641
4/26 15:00
+125(%)
時価総額 11,262,870百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6758 東証プライム
12,770
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10