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*15:09JST 東京為替：米国株見通し：下げ渋りか、強い経済指標を消化 （14時50分現在） S&P500先物　　　　　　4,060.38（-7.37） ナスダック100先物　　13,579.12（-6.38） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は70ドル安。アジア株安も弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。 5日の取引で主要3指数は大幅続伸。ダウは373ドル高の33527ドルで取引を終え、S&Pとともに過去最高値を更新した。前週末に発表された雇用統計が予想外に堅調となったほか、この日のISM非製造業景況感指数が統計開始以来の高水準を記録し、早期正常化への期待が一段と高まっている。輸送やレジャーなどには回復を先取りした買いが入ったほか、長期金利がやや低下しハイテク株買いが強まったことも指数の押し上げ要因となった。 本日は下げ渋る値動きか。足元の最高値更新で強気相場が続き、短期的な調整売りが出ても不自然ではない。原油価格が不安定となるなか、引き続きエネルギー関連には買いが入りづらい見通し。ただ、国際通貨基金（IMF）による世界経済見通しで米国が上方修正された場合には、景気敏感株などへの買いを後押しする材料となろう。また、回復期待を背景に10年債利回りは高水準で推移するものの、極端な上昇は抑制されればハイテク株買いを支えそうだ。 《TY》