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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導ながらもバリュー株への物色も意識されやすい~

2021/4/2 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導ながらもバリュー株への物色も意識されやすい~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテク主導ながらもバリュー株への物色も意識されやすい ■日電硝、21/12上方修正 営業利益220億円←200億円 ■前場の注目材料:旭化成、半導体工場の復旧断念、生産委託を継続 ■ハイテク主導ながらもバリュー株への物色も意識されやすい 2日の日本株市場は堅調な展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが171ドル高、ナスダックは233ポイント高となり、S&P500は初めて4000台に乗せて最高値を更新した。バイデン大統領が発表した大型インフラ計画が景気をさらに押し上げるとの期待のほか、3月ISM製造業景況指数が1983年来で最高を記録する良好な結果を好感。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の29675円。円相場は1ドル110円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開となろう。米国では長期金利の低下を受けてハイテク株が買われており、SOX指数は続伸。グロース株主導ではあるものの、S&P500の最高値更新でバリュー株への物色もみられており、米財政出動を受けた世界的な景気回復への期待感が幅広い銘柄への物色に向かわせそうである。海外市場は2日がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日により休場となるため、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるだろう。しかし、押し目買い意欲は強いと考えられ、短期筋のショートカバーを誘う動きも意識されやすい。VIX指数は17台に低下しており、リスク選好の動きは継続。 日経平均は75日線を支持線としたリバウンドから足元では25日線での攻防を見せている。前日の上昇で29500円を回復し、目先的な達成感は意識されやすいものの、ギャプスタートで29500円を上放れてくる可能性が高く、25日線を明確に突破してくることが見込まれる。5日、25日線との短期ゴールデンクロス示現によりテクニカルシグナルも好転しており、センチメントは大きく改善してきそうだ。 物色の流れとしては米国同様、ハイテク主導ながらもバリュー株への物色も意識されやすい。朝方は指数インパクトの大きい値がさ株がインデックス買いを受けて強含む格好となろうが、その後はバリュー株への物色も広がりをみせてきそうだ。また、もち合いが続いていたナスダックは25日線を上放れてきており、連動性の観点からマザーズなど中小型株の物色も活発になろう。マザーズ指数は前日の上昇で75日線を突破してきており、直近戻り高値を射程に入れている。指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄へ短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすいと見られる。 ■日電硝、21/12上方修正 営業利益220億円←200億円 日電硝<5214>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は200億円から220億円に上方修正している。薄型パネルディスプレー(FPD)用ガラスの需要が好調で、想定を上回る出荷が続いている。同事業の生産性の改善も利益を押し上げる。自動車部品向けなどのガラスファイバーの出荷も増えており、業績見通しに反映した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29388.87、+210.07) ・NYダウは上昇(33153.21、+171.66) ・ナスダック総合指数は上昇(13480.11、+233.24) ・シカゴ日経225先物は上昇(29675、大阪比+275) ・SOX指数は上昇(3240.17、+115.23) ・VIX指数は低下(17.33、-2.07) ・米原油先物は上昇(61.45、+2.29) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・旭化成<3407>半導体工場の復旧断念、生産委託を継続 ・村上開明堂<7292>無人工場、25年めど、ロボでミラー組み付け ・いすゞ<7202>UD買収完了、2430億円 ・日立<6501>R&I、日立を「格下げ方向」に指定 ・伊藤忠<8001>伊藤忠のドバイ廃棄物処理発電、9億ドル融資、JBICなど ・住友理工<5191>座面で心拍など計測、システム試作 ・TPR<6463>イスラエル社と提携、発電機を事業化 ・日本特殊陶業<5334>米でVBファンド設立 ・栗本鐵工所<5602>3カ年中計で営業益38%増、鉄管・機械システム強化 ・住友化学<4005>アクセンチュアと新会社、DX加速 ・帝人<3401>低速EVプロトタイプ、豪AEVと共同開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月マネタリーベース(2月:前年比+19.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3407 東証プライム
1,068
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5191 東証プライム
1,279
4/26 15:00
-42(%)
時価総額 133,071百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
5214 東証プライム
3,853
4/26 15:00
+71(%)
時価総額 383,462百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
5334 東証プライム
5,066
4/26 15:00
+30(%)
時価総額 1,034,351百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
5602 東証プライム
4,190
4/26 15:00
-85(%)
時価総額 54,881百万円
鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
6463 東証プライム
2,278
4/26 15:00
-19(%)
時価総額 79,958百万円
独立系の自動車部品メーカー。ピストンリングやシリンダライナなどのエンジン部品に強み。EV関連部品の開発を強化中。24.3期3Q累計は客先の増産が追い風。値上げ進展や円安も利益に効く。総還元性向は3割目安。 記:2024/04/08
6501 東証プライム
13,475
4/26 15:00
+240(%)
時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
7202 東証プライム
1,949.5
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 1,515,623百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7292 東証スタンダード
4,505
4/26 15:00
-35(%)
時価総額 59,016百万円
自動車用バックミラーで国内首位。トヨタが主顧客。OA機器向け高反射ミラーや車載HUD向け曲面ガラスミラーなども。24.3期3Q累計は顧客の生産増を受けて二桁増収・大幅増益に。通期最高業績・大幅増配を計画。 記:2024/02/14
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31