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個人投資家・有限亭玉介:EV関連は強いが再び小型株にスポットは当たるか!?【FISCOソーシャルレポーター】

2021/3/27 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:EV関連は強いが再び小型株にスポットは当たるか!?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年3月23日10時に執筆 EVの普及がどこまで拡大するのか世界的な関心となっています。世界の自動車業界を席巻してきた日本の技術に加えて、EVに適した電池が合わさればどんな車が生み出されるのか待ち遠しいですなぁ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 欧州は自動車のCO2排出に対する法規制が諸外国より厳しく、新車販売におけるEVのシェアも着実に伸びているようです。とはいえ現行のEVではガソリン車に比べてバッテリー寿命や航続距離に課題がある為、実用的な自動車にするべく日本メーカーもシェア奪還へ向けて切磋琢磨しているところです。 自動車メーカーとしても充電スタンドの配備が十分でない日本よりは、しばらくは海外市場をターゲットに生産していく形になるかもしれません。日常的に使える自動車の性能に加えて環境が整い次第、日本でもEVが普及していくのではないでしょうか。 EVブームが注目されている大きな理由の1つとしては、異業種からの参入が相次いでいる点でしょう。米アップルや中国のバイドゥをはじめとして、ファーウェイも参入を検討していると伝わっており、まさに各業界の最先端の技術が業界の垣根を超えてEVに集約されるような印象を持ちますねぇ。 競合が増えると日本の自動車メーカーにとっては厳しい環境となるかもしれません。ただ、自動車に搭載される部品メーカーにとっては販路が拡大するチャンスでもあります。他社には真似できない技術を持つ日本メーカーは数多くありますので、そのような意味でも業種の垣根を超えて株式市場全体に良い影響をもたらして欲しいもんです。 例えば、自動車のインバータで世界シェア3割を誇るデンソー<6902>は上場来高値を更新しました。同社は時価総額6兆円を超える大型株であり、昨年3月に底を打った後から綺麗な上昇トレンドを描いております。EVの潮流は日本の自動車部品メーカーに好影響を及ぼしているようです。 日本ガイシ<5333>も自動車に限らず部品・材料メーカーとして卓越した技術力を持っています。このような大型株の上昇トレンドを追う形で今後はEV関連の中小型株も動くのではないか…とあたくしは睨んでいるところです。昨年12月から小型株は調整していますが、再度スポットが当たる可能性もあると思われます。 自動車用チューブや配管部品を手掛ける三櫻工業<6584>も、25日線から上放れして下値を切り上げている模様です。同社は全固体電池を開発する米企業にも出資しており、全固体電池関連としても思惑があります。自動車部品と電池の両方をしっかり注視しておりますよ。 電池関連では、リチウムイオン電池のセパレータを手掛けるダブルスコープ<6619>が底値圏から動いてくるかと監視中です。EV用充電スタンドを取扱うモリテックスチール<5986>もEV関連で買われた経緯があります。75日線を超えて足場を固められるかとチェックしております。 コンデンサー大手の松尾電機<6969>は2月10日の上方修正で買われると、直近では25日線を上抜きました。小型株特有の値動きの軽さも個人投資家にとっては人気化する要因となり得るか…目先再びEVというテーマには注視していきたいもんです。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
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5333 東証プライム
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ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5986 東証スタンダード
244
5/22 9:58
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時価総額 5,504百万円
特殊鋼販売と板金加工が柱。特殊鋼やステンレス、ひょうるん処理鋼板等を販売。自動車や農機、家電製品等の部品も供給。商事部門はM&A効果等で好調。鈑金加工品部門は収益伸長。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/03/31
6584 東証プライム
1,010
5/22 10:04
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時価総額 37,483百万円
自動車部品メーカー。ブレーキ配管や燃料配管、シートベルト、熱交換等の関連製品を手がけ、車両配管で世界2位。流体解析や振動解析など解析技術に定評。半導体不足とサプライチェーン混乱解消で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6619 東証プライム
483
5/22 10:03
-10(%)
時価総額 26,633百万円
リチウムイオン二次電池セパレータ事業が主力。イオン交換膜事業も手掛ける。取引先のハイエンド車種の堅調な需要により、車載向け売上高は伸長。24.1期3Q累計は2桁増収。収益面は売上原価の増加等が重し。 記:2024/02/26
6902 東証プライム
2,581
5/22 10:04
-25(%)
時価総額 8,134,744百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6969 東証スタンダード
568
5/22 10:02
-18(%)
時価総額 1,823百万円
電子部品メーカー。タンタルコンデンサやフイルムコンデンサ、回路保護素子などを製造販売。ESGの取組みを推進。京都府が地球温暖化対策条例に基づく優良事業者として表彰。タンタルコンデンサ停滞し3Q累計は一服。 記:2024/02/23