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米国株見通し:やや売り優勢か、当局者発言で下押しも

2021/3/22 15:20 FISCO
*15:20JST 米国株見通し:やや売り優勢か、当局者発言で下押しも (14時50分現在) S&P500先物      3,896.88(-2.87) ナスダック100先物  12,897.62(+53.12) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は80ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。 19日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは持ち直したが、続落のダウは234ドル安の32627ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、金融機関の自己資本比率に影響する補完的レバレッジ比率(SRL)の緩和措置について、予定通り3月末で終了すると発表。それを受け長期金利が上昇し、株価を下押し。市場は金融当局の引き締めと受け止めたが、その後金利高が抑制されると、ハイテクなどへの買戻しがみられた。 本日も売り優勢の展開となりやすい。前週まで過去最高値を更新する強気相場が続き、短期的な調整が想定される。FRBの措置で効果を見極めるなか、パウエル議長やバーキン・リッチモンド連銀総裁など当局者の発言で長期金利は下げづらく、積極的な買いは手控えられる見通し。一方、バイデン政権による今後の対ロ外交に懸念が強まり、積極的な買いを抑制しよう。また、対中関係も改善の兆しはみられず、輸出入活性化への思惑は広がりにくいだろう。 《TY》