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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、金融緩和政策の長期継続観測は後退

2021/3/20 14:14 FISCO
*14:14JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、金融緩和政策の長期継続観測は後退 ■弱含み、米中対立を警戒した豪ドル売りも 今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)のケント総裁補佐が「年内に追加的な国債購入を検討する」と述べたことを受けて、豪ドル売りが先行した。3月18日発表の2月雇用統計で失業率が5.8%に急低下し、雇用者数も正規雇用主体に8万人台の増加となったことが好感され、豪ドル買いが一時強まった。しかしながら米長期金利の高止まりや米中外交トップ会談での両国対立を警戒してリスク回避的な豪ドル売り・円買いが活発となった。取引レンジ:84円12銭-85円45銭。 ■底堅い展開か、金融緩和政策の長期継続観測は後退 来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)が雇用回復を優先課題とするなか、2月失業率が5.8%まで低下し、豪準備銀行の想定を上回るようなペースとなっており、金融緩和政策の長期継続観測は後退しつつある。ただし、米中関係のすみやかな改善は期待できないことから、リスク選好的な豪ドル買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・特になし 予想レンジ:83円30銭−85円30銭 《FA》