マーケット
5/20 13:19
39,161.09
+373.71
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/20 13:39:12
10,459,446
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

FOMCを無難にこなし3万円回復も、日銀会合の結果を控え次第にこう着感強まる【クロージング】

2021/3/18 16:25 FISCO
*16:25JST FOMCを無難にこなし3万円回復も、日銀会合の結果を控え次第にこう着感強まる【クロージング】 18日の日経平均は大幅反発。302.42円高の30216.75円(出来高概算15億9934万株)と、終値ベースで2月25日以来の3万円を回復して終えた。前日の米国株高を背景にリスク選好ムードが広がった。物色の対象は輸出関連株や景気敏感株など幅広い銘柄が上昇し、前場半ばには一時30485.00円まで上昇幅を広げる場面がみられた。ただし、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードも強く、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数は1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行と証券・商品先物が3%を超える上昇となるなど29業種が値上がりした一方、陸運、不動産、その他製品、情報通信が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、コナミHD<9766>、ネクソン<3659>が軟調だった。 注目されたFOMCは波乱なく通過し、米国市場ではリスク選好ムードが強まり、NYダウは過去最高値を更新した。米国では利上げの前倒しがあるのではないかとの思惑が広がっていただけに、少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する見通しを示したため、買い安心感につながったようである。ただ、その後は、3万円の大台を突破したことに伴う戻り待ちの売りや、あす午後に判明する日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、次第に上値の重さが意識された。 日銀の決定会合については、きょう昼、「長期金利の誘導策は変動を認める幅を現状より若干広げ、プラスマイナス0.25%程度とする方向」と一部で伝わり、長期金利の上昇を容認する姿勢を示すものとみられる。また、イールド・カーブ・コントロール(YCC)の調整や上場投資信託(ETF)の購入弾力化などが行われるのではないかとの見方がされている。会合結果や午後3時半からの黒田総裁の会見内容を見極めるまでは動きづらいとのムードが多く、高値水準ながらもこう着感の強い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 9件
3659 東証プライム
2,640
5/20 13:14
-24(%)
時価総額 2,285,905百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4063 東証プライム
6,153
5/20 13:14
+313(%)
時価総額 12,454,429百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4543 東証プライム
2,789
5/20 13:14
+65.5(%)
時価総額 4,157,554百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6857 東証プライム
5,549
5/20 13:14
+9(%)
時価総額 4,251,472百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,682
5/20 13:13
+85(%)
時価総額 4,726,699百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,350
5/20 13:14
+260(%)
時価総額 17,143,860百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9766 東証プライム
11,410
5/20 13:14
-45(%)
時価総額 1,637,335百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
41,600
5/20 13:14
+590(%)
時価総額 13,237,994百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,438
5/20 13:14
-112(%)
時価総額 14,538,286百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10