マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 23:26:23
15,281,075
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~センチメントは改善傾向にあり、短期的な売り方の買い戻しを誘う流れにも~

2021/3/2 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~センチメントは改善傾向にあり、短期的な売り方の買い戻しを誘う流れにも~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:センチメントは改善傾向にあり、短期的な売り方の買い戻しを誘う流れにも ■伊藤園、3Q営業利益41.5%減 104億円、進捗率85% ■前場の注目材料:堀場製作所、水素提案を加速、領域拡大、新組織で技術横断 ■センチメントは改善傾向にあり、短期的な売り方の買い戻しを誘う流れにも 2日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが603ドル高だった。製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン開発ワクチンが当局により緊急使用が許可されワクチン接種ペースが加速するとの期待が強まったほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策が速やかに成立する可能性が高まったことなどが材料視され強い値動きとなった。また、米国債相場も落ち着きを取り戻したほか、2月ISM製造業景況指数が予想を上回ると上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の29900円。円相場は1ドル106円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、節目の3万円回復を意識した相場展開になりそうである。先週の下落要因とされていた長期金利が落ち着きをみせていることが安心感につながっており、米国では半導体株などの上昇もみられており、指数インパクトの大きい値がさ株への買いに波及しそうである。もっとも、節目の3万円接近では強弱感が対立しやすいほか、ADRの日本株ではソフトバンクG<9984>の上値の重さが目立っており、日経平均の上値の重石になる可能性がありそうだ。 とはいえ、先週の下落部分を埋める動きをみせてくることにより、下へのバイアスが強まるとみていたセンチメントは改善傾向にあり、短期的な売り方の買い戻しを誘う流れにも向かいやすいところである。来週には先物・オプション特別清算指数算出を控えており、ポジションを大きく傾けづらいところであろうが、値動きが出やすいところでもあり急激な動意次第ではヘッジ対応の流れが強まりやすく、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい点は注視しておきたいところ。 なお、ナスダックの上昇のほか、VIX指数は23台まで低下していることもあり、個人投資家の売買も活発化しやすいところである。マザーズの中小型株など、特に指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などへは短期的な値幅取り狙いの動きが強まりそうである。 ■伊藤園、3Q営業利益41.5%減 104億円、進捗率85% 伊藤園<2593>は第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比10.7%減の3386.41億円、営業利益は同41.5%増の104.35億円だった。通期計画に対する営業利益の進捗率は85%となる。自販機の稼働率が例年に比べて低下したほか、営業時間を短縮したタリーズコーヒージャパンも都心部や駅周辺を中心に苦戦した。一方で巣ごもり需要で通信販売によるまとめ買いは堅調だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29663.50、+697.49) ・NYダウは上昇(31535.51、+603.14) ・ナスダック総合指数は上昇(13588.83、+396.48) ・シカゴ日経225先物は上昇(29900、大阪比+320) ・1ドル106円70-80銭 ・SOX指数は上昇(3169.11、+101.48) ・VIX指数は低下(23.35、-4.60) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・堀場製作所<6856>水素提案を加速、領域拡大、新組織で技術横断 ・三洋化成<4471>全樹脂電池「23年黒字化」、次期社長が会見 ・NEC<6701>取締役「半数社外」、ESG進捗、外部人材を変革の触媒に ・蝶理<8014>スミテックスを買収、繊維でシナジー ・日本精工<6471>VWとEPS開発、23年に中国で量産 ・クボタ<6326>BCP継続投資、今期、農機工場防災に40億円 ・井関農機<6310>欧州に電動化商品、草刈り機など投入 ・日鉄ソリューションズ<2327>DX事業で横断組織、製造業開拓 ・東レ<3402>PVDF製UF膜開発、ウイルス除去・高透水性を両立 ・武田薬<4502>ワクチン実用化へ、新型コロナ感染拡大1年 ・住友化学<4005>高分子有機EL発光材拡販、25年度に売上高50億円超 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 1月有効求人倍率(予想:1.06倍、12月:1.06倍) ・08:30 1月失業率(予想:3.0%、12月:2.9%) ・08:50 2月マネタリーベース(1月:前年比+18.9%) <海外> ・09:30 豪・10-12月期経常収支(予想:+131億豪ドル、7-9月期:+100億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 13件
2327 東証プライム
4,191
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 766,961百万円
日本製鉄傘下のシステムインテグレーター大手。産業・鉄鋼向けなどのビジネスソリューション、コンサルティング&デジタルサービス等を手掛ける。仮想デスクトップサービスなど各種ソリューションの拡販に取り組む。 記:2024/08/02
2593 東証プライム
3,140
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 280,126百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4005 東証プライム
373.6
11/22 15:30
-3.7(%)
時価総額 619,137百万円
大手総合化学メーカー。1913年創業。合成樹脂、アルミナ製品、光学製品、農薬、医療用医薬品等を製造・販売。液浸ArF等で世界シェアトップクラス。アグロ&ライフソリューションなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/07
4471 東証プライム
4,010
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 94,375百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6310 東証プライム
974
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 22,387百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6471 東証プライム
672.3
11/22 15:30
+5.7(%)
時価総額 336,150百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6856 東証プライム
8,276
11/22 15:30
+222(%)
時価総額 349,520百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
8014 東証プライム
3,980
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 100,706百万円
繊維、化学品、機械の専門商社。生糸問屋として1861年に創業。繊維原料やウレタン原料、電池材料、医薬原薬・中間体、輸送機器等を扱う。ニッチ商材に強み。配当性向30%目安。26.3期売上3600億円目標。 記:2024/06/17
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17