マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 6:21:15
15,163,374
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リスク選好ムード続き、連日のバブル後の高値を更新【クロージング】

2021/2/16 16:23 FISCO
*16:23JST リスク選好ムード続き、連日のバブル後の高値を更新【クロージング】 16日の日経平均は大幅続伸。383.60円高の30467.75円(出来高概算14億0970万株)と連日でバブル崩壊後の高値を更新した。新型コロナウイルスワクチンの普及などによる景気回復を期待した動きが継続したほか、時間外取引での米国株価指数先物が上げ幅を拡大しているためリスク選好ムードが高まり、大型株や景気敏感株などを中心に買いが優勢となった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1250を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、銀行が2.86%高と上昇したほか、非鉄金属、海運、その他金融などが上昇。半面、金属製品、輸送用機器、ガラス土石、水産農林が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>が堅調。一方、トヨタ<7203>、電通グループ<4324>、日東電工<6988>、クボタ<6326>が軟調だった。 15日の米国市場はプレデンツー・デーの祝日で休場だったが、ナイトセッションでの225先物は上昇したほか欧州市場も値を上げており、引き続きリスクオンムードが続いた。世界的にコロナワクチン接種が進められており、経済活動の正常化に伴う景気回復期待が強まっているため、世界の景気敏感株とみなされている日本株への買い意欲が強まった。また、前日同様、ファーストリテが急騰し、初めて10万円の大台を突破するなど指数寄与度の高い銘柄が値を上げる展開が続いた。日経平均は上昇ピッチの速さから買い遅れている向きが多いものの、なかなか調整らしい調整場面も到来しないため、持たざるリスクが芽生え始めているとの指摘も聞かれている。 一方、連日の株価急上昇で高値警戒感は強いのも確かで、値幅や日柄調整局面がいつ来てもおかしくないとも多いほか、日本株はバブルになっているのではないかとの意見もある。ただ、株価指数が史上最高値圏にある米国市場と比べ、日本は1989年の史上最高値(38915円)には届いておらず、相対的な出遅れ感からバブルの気配が窺えるとみるのは時期尚早等も考えられる。ここからさらに株価が上昇するには、企業業績が早くコロナ前の水準までに回復してくるのかがポイントになりそうであり、来期の企業業績がコロナ前の水準を上回るV字回復の様相を呈してくれば、日経平均も一段と上昇に弾みをつけることになりそうだ。当面は利食い売りをこなしながら堅調な展開が続くことが想定されよう。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17