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前場に注目すべき3つのポイント~ワクチン期待がより押し目買い意欲につながる~

2021/2/16 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~ワクチン期待がより押し目買い意欲につながる~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ワクチン期待がより押し目買い意欲につながる ■リクルートHD、21/3上方修正 営業利益1512.99億円←1117.29億円 ■前場の注目材料:マツダ、EV受注好調 ■ワクチン期待がより押し目買い意欲につながる 16日の日本株市場は、引き続き堅調な相場展開が見込まれる。15日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場だったことから手掛かり材料に欠ける面があるほか、海外勢のフローか限られるだろうが、ワクチン接種が開始されることによる経済活動が進むとの見方が押し目買いを強めそうである。英国では1500万人のワクチン接種が達成されたのを受けてFTSE100指数は2%を超える上昇となったほか、グローベックスの米株先物の強い値動きなども支援材料になる。 日経225先物はナイトセッションで3万円処での底堅さが意識され、清算値は30230円だった。これにサヤ寄せする形から買いが先行するとみられ、過熱警戒から上値を抑えられたとしても、3万円を支持線とした押し目買い意欲は強そうである。また、世界保健機関(WHO)は英アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発したワクチンの緊急使用を承認したと伝わっていることも手掛かり材料になりそうである。 昨日は10-12月の国内総生産(GDP)が予想を上回ったことを材料視する動きがみられていた。1-3月については、再びマイナスに転じることが懸念されているものの、実体経済の回復には、17日から始まるワクチンの接種を円滑に進められるかが、カギを握るとみられていることもあり、ワクチン期待がより押し目買い意欲につながりそうである。 物色の流れとしてはインデックス主導に向かいやすく、昨日の流れからは日経225型が優位になりそうである。ワクチン接種が始まることから景気敏感株や割安感の強い銘柄への見直す動きも続きそうである。また、中小型株についてはマザーズ指数が直近戻り高値を捉えてきたことにより、明確に上放れてくるようであれば指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄などに個人主体の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 ■リクルートHD、21/3上方修正 営業利益1512.99億円←1117.29億円 リクルートHD<6098>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の1117.29億円から1512.29億円に上方修正している。コンセンサス(1440億円程度)を上回る。主力の求人検索サイト「インディード」を含む「HRテクノロジー」事業の伸びが想定を上回った。第3四半期決算は、売上収益が前年同期比8.5%減の1兆6561.99億円、営業利益が同32.5%減の1433.18億円、純利益が同29.4%減の1175.83億円だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30084.15、+564.08) ・大阪夜間取引の日経225先物は上昇(30230、大阪日中比+130) ・1ドル105円30-40銭 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・マツダ<7261>EV受注好調 ・日産自<7201>アップル、日産に接近、EV開発提携至らず ・双日<2768>ロイヤルHDに100億円出資 ・エフテック<7212>中国工場増強、足回り部品を安定供給 ・フタバ産業<7241>岩手・平泉に新工場、来年4月稼働 ・デンソー<6902>東広島工場、デンソー九州に移管 ・DMG森精機<6141>テスト加工をデジタル化、5軸・複合機で最短2日 ・日新電機<6641>前橋に新工場、ガス絶縁開閉装置5割増 ・TDK<6762>電源の国内生産拡大、BCPで柔軟体制 ・住友電工<5802>米で大型定置用蓄電池実証、平常・災害時の併用運転 ・シスメックス<6869>ポルトガル事業を直販体制に移行 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行2月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 12件
2768 東証プライム
3,380
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 846,014百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
5802 東証プライム
2,446.5
9/27 15:00
+31(%)
時価総額 1,942,377百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
9,308
9/27 15:00
-60(%)
時価総額 15,785,996百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6141 東証プライム
3,226
9/27 15:00
+16(%)
時価総額 406,328百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6641 東証プライム
1,696
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 182,883百万円
電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12
6762 東証プライム
1,970.5
9/27 15:00
-7,622.5(%)
時価総額 766,075百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6869 東証プライム
2,913
9/27 15:00
+112.5(%)
時価総額 1,833,078百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
6902 東証プライム
2,255
9/27 15:00
+47(%)
時価総額 7,107,264百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7212 東証スタンダード
536
9/27 15:00
-5(%)
時価総額 10,030百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。サスペンションなどのシャシー部品専門。ホンダ向け中心に、国内自動車各社や米GMなどと取引。研究開発力などが強み。25.3期は2桁営業増益を見込む。北米が全体収益牽引へ。 記:2024/07/04
7241 東証プライム
721
9/27 15:00
-2(%)
時価総額 64,588百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。マフラーやボデー部品に強み。売上高の77%がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は客先の生産回復が追い風。値上げや生産合理化の効果も出て増収増益に。配当性向は30%目安。 記:2024/04/09
7261 東証プライム
1,151.5
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 727,522百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30