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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も押し目買い意欲の強さが意識されやすい~

2021/2/10 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も押し目買い意欲の強さが意識されやすい~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い優勢も押し目買い意欲の強さが意識されやすい ■ホンダ、21/3上方修正 営業利益5200億円←4200億円 ■前場の注目材料:OKI<6703>オンライン工場見学拡大、OKI・TDKラムダ、コロナ禍で高信頼性証明 ■利食い優勢も押し目買い意欲の強さが意識されやすい 10日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場ではNYダウが9ドル安に対してナスダックは20ポイント高だった。史上高値付近では上昇をけん引してきた景気敏感株を中心とした利益確定売りが先行している。ただし、追加経済対策の早期成立や景気先行きへの期待に加えハイテクが下値を支える場面もみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の29410円。円相場は1ドル104円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。祝日を控えていることも手掛けづらくさせよう。日経平均は急ピッチの上昇で29500円を回復していることもあり、利食い自体は想定内である。一方で、米国についても利食い優勢ではあるが経済対策への期待から底堅さが意識されており、押し目買い意欲の強さが意識されやすい。そのため、29500円辺りでは上値を抑えられそうであるが、先物権利行使価格の29375円、29250円辺りでは押し目を拾う動きが期待される。 また、祝日前であることから積極的な売買は手控えられようが、本日にも外出自粛の一部地域の解除の検討が行われる予定である。感染者数も足元で減少傾向にあるなか、海外勢においては祝日前に前倒しで買ってくる可能性も意識されるところである。また、決算発表が続いているが、上方修正を発表してくる企業が目立っており、経済活動が進むとの見方なども押し目を拾う動きに向かわせそうである。 物色としてはこう着のなかでは、決算を手掛かりとした個別対応のほか、短期的な値幅取り狙いから中小型の材料株などに資金が集中しやすいだろう。また、引き続き政策関連のテーマ株などでの循環物色も意識されやすい。 ■ホンダ、21/3上方修正 営業利益5200億円←4200億円 ホンダ<7267>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を4200億円から5200億円に上方修正している。コンセンサス(4700億円程度)を上回る。半導体不足などを背景に四輪の販売台数予想を小幅に引き下げるが、コスト削減効果などが寄与。第3四半期期業績は、売上収益が前年同期比17%減の9兆5467億円、営業利益は30%減の4470億円だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29505.93、+117.43) ・ナスダック総合指数は上昇(14007.70、+20.06) ・米原油先物は上昇(58.36、+0.39) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・OKI<6703>オンライン工場見学拡大、OKI・TDKラムダ、コロナ禍で高信頼性証明 ・日産自<7201>通期見通し上方修正 当期赤字850億円縮小 ・住友ゴム<5110>タイヤ増強、日・米・タイで200億円投資 ・住友商事<8053>製造加工分野でKPI可視化、コイルセンターのDX推進 ・伊藤忠<8001>伊藤忠など、買い物かご開発、海洋プラゴミ原材料に ・丸紅<8002>蘭サーキュライズと業務提携、化学品向け基盤提供 ・愛知製鋼<5482>愛知製鋼など、ネオジム系磁石の性能向上、電動アクスル小型化可能 ・豊田通商<8015>アフリカでトヨタ車拡販、大型SUV強み ・KDDI<9433>5G網AIで自動復旧、日立・NEC・OKI、SA方式を23年以降実用化 ・大日本住友製薬<4506>抗がん剤「ナパブカシン」、臨床で評価項目未達 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月企業物価指数(前年比予想:-1.6%、12月:-2.0%) ・10:30 中村日銀審議委員あいさつ(高知県) ・中村日銀審議委員会見 <海外> ・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:0.0%、12月:+0.2%) ・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:+0.3%、12月:-0.4%) 《ST》
関連銘柄 11件
4506 東証プライム
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時価総額 148,417百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
5110 東証プライム
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時価総額 496,494百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5482 東証プライム
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特殊鋼大手。特殊鋼条鋼やステンレス鋼、鍛造品を軸に、HV用放熱部品、ネオジウム系ボンド磁石、高感度磁気センサーなどを展開。環境配慮型電気炉鋼材に注力。特殊鋼の値上がりや鍛造品好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
6703 東証プライム
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時価総額 98,731百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
7201 東証プライム
580
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時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8001 東証プライム
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+200(%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,900.5
5/2 15:00
+53(%)
時価総額 4,983,674百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
10,025
5/2 15:00
+237(%)
時価総額 3,549,421百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8053 東証プライム
4,300
5/2 15:00
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時価総額 5,381,760百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9433 東証プライム
4,422
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時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04