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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、週末・月末を控えドル売り後退も

2021/1/29 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、週末・月末を控えドル売り後退も 29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。先行き不透明感から株安が観測され、リスクオフのドル買い基調が続く見通し。また、週末・月末を控え、警戒感からドルは売りづらい地合いとなりそうだ。 前日のNY株式市場は自律反発で持ち直したが、南シナ海での権益主張をめぐり米バイデン政権が中国をけん制するなど外交・防衛面で懸念が浮上。また、欧州中銀(ECB)当局者によるユーロ高けん制が引き続き意識されユーロ・ドルは上げ渋り、ドル・円は底堅く推移した。本日アジア市場でもそうした流れが受け継がれ、ドルは一時全面高の展開に。欧米株式先物主導で株価指数は軟調地合いとなり、日経平均株価の下げ幅拡大を手がかりにリスクオフのドル買いが優勢で、その影響からクロス円も押し上げられた。 この後の海外市場でも、株価が材料視されよう。バイデン政権発足の「ご祝儀相場」が収束するなか、業績期待先行で買われた主力株は売りが出やすい。また、今晩発表の米経済指標は強弱まちまちと予想されるが、コアPCE価格指数など前回を下回る統計が嫌気されれば株売りを支援しそうだ。来週は英国やオーストラリアの中銀による政策決定、米雇用統計発表など重要イベントが相次ぐため、月末と重なる週末を前に調整が見込まれる。そのため安全通貨売りは想定しにくく、引き続きドル買いの根強い地合いとなろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:55 独・1月失業率(予想:6.1%、12月:6.1%) ・18:00 ユーロ圏・12月マネーサプライM3(前年比予想:+11.0%、11月:+11.0%) ・21:00 南ア・12月貿易収支(予想:+300億ランド、11月:+367億ランド) ・22:30 米・12月個人所得(前月比予想:+0.1%、11月:-1.1%) ・22:30 米・12月個人消費支出(前月比予想:-0.4%、11月:-0.4%) ・22:30 米・12月コアPCE価格指数(前年比予想:+1.3%、11月:+1.4%) ・22:30 米・10-12月期雇用コスト指数(前期比予想:+0.5%、7-9月期:+0.5%) ・23:45 米・1月シカゴ購買部協会景気指数(予想:58.5、12月:59.5) ・24:00 米・12月中古住宅販売成約指数(前月比予想:-0.5%、11月:-2.6%) ・24:00 米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:79.2、速報値:79.2) ・03:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演(エネルギーフォーラム) ・06:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演(NYフォーキャスターズクラブ) 《FA》