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前場に注目すべき3つのポイント~日東電の決算評価がセンチメントを明るくさせる

2021/1/27 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~日東電の決算評価がセンチメントを明るくさせる 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日東電の決算評価がセンチメントを明るくさせる ■日東電、3Q営業利益26.1%増 759億円、通期上方修正 ■前場の注目材料:三井化学、化学、5G材料開発加速、低誘電・横断プロで商機 ■日東電の決算評価がセンチメントを明るくさせる 27日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。26日の米国市場ではNYダウが22ドル安だった。バイデン大統領がワクチン普及ペースを加速させる計画を発表、夏までに集団免疫を目指しているとしたほか、追加経済対策を巡り共和党との交渉にも前向きな姿勢を示したことが材料視される場面もみられた。しかし、決算発表を控えて利益確定の流れが次第に強まる展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の28710円。円相場は1ドル103円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から前日の下落部分を吸収する格好からのスタートになりそうである。また、決算発表が本格化するなか、日東電<6988>が発表した第3四半期決算は営業利益が前年同期比26.1%増の759.02億円となり、前回上方修正した通期計画(750億円)を超過達成。あわせて通期業績予想の修正を発表しており、ポジティブ視される可能性があり、前日の日本電産<6594>に続いての好決算により、今後発表される主要企業の決算期待が高まりやすいだろう。 また、国際通貨基金(IMF)は2021年の世界経済成長率見通しを発表。日本の21年成長率予測については昨年10月時点の2.3%から3.1%に大きく上方修正。上方修正自体はある程度は予想されていたが、海外勢による日本株比率の引き上げに伴う資金流入への思惑にもつながる可能性が意識されやすく、下値の堅さにつながろう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別物色のほか、昨日利食いに押されていたマザーズ市場など中小型株の見直しが意識される。昨日は直近急伸に対する反動とみられ、資金回転の速さから荒い値動きになりやすいだろうが、一方で需給整理も早いことから成長銘柄に対する押し目を狙う形になるだろう。 ■日東電、3Q営業利益26.1%増 759億円、通期上方修正 日東電<6988>は第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比26.1%増の759.02億円となり、前回上方修正した通期計画(750億円)を超過達成。あわせて通期業績予想の修正を発表しており、750億円から前期比29.1%増の900億円に上方修正している。コンセンサス(780億円程度)を上回る。ノートパソコンやタブレット端末向けの部材の需要が想定を上回って推移している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(28710、大阪比+180) ・VIX指数は低下(23.02、-0.17) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・三井化学<4183>化学、5G材料開発加速、低誘電・横断プロで商機 ・ヨロズ<7294>サスペンション生産能力、中国工場で2割増 ・バンドー化学<5195>新製法で補機駆動ベルト量産、材料ロス・エネ半減 ・ホンダ<7267>4輪車生産、ベトナムで10万台達成 ・スズキ<7269>インドで「ジムニー」生産・輸出、中南米・中東・アフリカなど向け ・中部電<9502>ドローンWi—Fi中継、臨時通信の適用確認 ・NTN<6472>軸受・等速ジョイント生産、アジアで年内始動 ・コマツ<6301>中小型電動ショベル量産、米プロテラと協業 ・大日印<7912>東芝エレベータと提携、電子看板を共同開発 ・アステラス薬<4503>焼津に製造ライン新設、無菌製剤の能力増強 ・DIC<4631>抗ウイルス・抗菌機能フィラメント開発、3Dプリンター向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・10-12月期消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、7-9月期:+0.7%) ・10:30 中・12月工業利益(11月:前年比+15.5%) 《ST》
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4183 東証プライム
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時価総額 719,423百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
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4631 東証プライム
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5195 東証プライム
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時価総額 79,143百万円
自動車・二輪車用や産機用、農機用の電動ベルト製品の製造・販売を行う。機能フイルム製品や精密機能部品、ロボット関連デバイス等も。配当性向50%目途。電子資材事業、医療機器・ヘルスケア機器事業を育成。 記:2024/10/20
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時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6472 東証プライム
246.8
11/22 15:30
+2.3(%)
時価総額 131,412百万円
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6594 東証プライム
2,858
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時価総額 3,408,362百万円
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6988 東証プライム
2,403.5
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時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,362.5
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+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,638
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時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7294 東証プライム
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7912 東証プライム
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時価総額 1,292,772百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
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時価総額 1,242,741百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09