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今日の為替市場ポイント:米金融緩和策長期化予想でドル買い抑制も

2021/1/19 8:39 FISCO
*08:39JST 今日の為替市場ポイント:米金融緩和策長期化予想でドル買い抑制も 18日のドル・円は、東京市場では103円93銭から103円69銭まで下落。欧米市場では、103円84銭まで買われた後、103円64銭まで下落し、103円69銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に103円台後半で推移か。米国で新政権が発足しても、強度の金融緩和策は維持されることから、リスク選好的なドル買いはある程度抑制されるとみられる。 中国国家統計局が1月18日に発表した昨年10-12月期国内総生産(GDP)は、前年同期比+6.5%と市場予想の同比+6.2%程度を上回った。この結果、中国の2020年国内総生産は、前年比+2.3%となった。20年1-3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同期比-6.8%に落ち込んだものの、ウイルス感染拡大が制御されたことから、4-6月期にプラス成長に転換し、通年でもプラス成長を維持した。 昨年10月時点で新規着工プロジェクトの計画投資額が増加していること、工業の設備稼働率上昇、企業マインドの好転などが確認されており、中国経済の持続的成長への期待はあったが、10-12月期の実績は想定をやや上回った。一部の関係者は「個人消費は力強さに欠ける」と指摘しているが、一部地域を除いて新型コロナウイルスの感染流行はおおむね制御されており、中国の個人消費が大きく落ち込む可能性は低いとみられる。 《CS》