マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/27 19:50:43
9,954,602
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

寄り付き後は利益確定の流れが優勢に【クロージング】

2021/1/15 15:58 FISCO
*15:58JST 寄り付き後は利益確定の流れが優勢に【クロージング】 15日の日経平均は6営業日ぶり反落。179.08円安の28519.18円(出来高概算12億4926万株)で取引を終えた。バイデン次期米大統領による経済政策案への期待から買い先行で始まったが、寄り付き直後につけた28820.50円を高値に、その後は利益確定の流れが優勢となった。経済政策案の内容は概ね想定の範囲内だったこともあり、足元での急ピッチの上昇に対する反動といったところであろう。また、グローベックスの米株先物ではNYダウが180ドル程度の下落で推移していたことも利食いに向かわせたようである。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、ゴム製品、空運、石油石炭が上昇。半面、輸送用機器、繊維、電力ガス、非鉄金属、海運、鉄鋼、倉庫運輸が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、中外薬<4519>、キヤノン<7751>が堅調。一方でファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>、TDK<6762>が指数の重石となった。 日経平均は寄り付きをほぼ高値に、終日利益確定の流れとなった。ただし、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されていたほか、バイデン次期米大統領による経済政策案発表後の米国市場の反応を見極めたいところでもあったであろう。指数インパクトの大きい値がさ株は高安まちまちだったほか、東証1部の売買代金は3兆円を下回っていることもあり、薄商いのなかを利食いに押された形である。また、新型コロナウイルスの感染者が都内で新たに2000人を超えたことも売りを誘った形であろう。 日経平均は利食い優勢ながらも上昇する5日線が支持線として機能しており、調整の範囲内であり、経済政策案発表を受けた米国市場の反応を見極めたいところ。もっとも売り優勢の展開となったとしても20日の大統領の就任式通過までは政治リスクも警戒されやすく、大きく調整する場面においては押し目待ち狙いの買いが入りやすく、就任式通過後の動向が注目されてこよう。政治リスクが後退することによって、改めてバイデン政権への期待感が高まりそうである。 《CS》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
1,877.5
4/26 15:00
-5.5(%)
時価総額 1,274,695百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7751 東証プライム
4,214
4/26 15:00
+148(%)
時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27