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個人投資家・有限亭玉介:もう身近に?スマートシティ構想で伺うテーマ株【FISCOソーシャルレポーター】

2021/1/9 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:もう身近に?スマートシティ構想で伺うテーマ株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年12月28日10時に執筆 環境問題はあたくしが幼い頃から課題になっておりましたが、ここ最近でIoT(モノのインターネット)などを活用したスマートシティという言葉を耳にするようになりました。未来に繋がる省エネで暮らしやすい街が出来れば、これまでの生活とは変わるかもしれませんねぇ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 世界全体でのEV(電気自動車)シフトが加速する一方で電力不足が懸念されております。2050年には世界の人口が95億人に達するとの試算もあり、未来を見据えたエネルギー利用の効率化や省電力化などが課題となっています。 海外の事例を参考にすればAI(人工知能)を活用した渋滞予測や高速通信インフラ設備など、まさに先端技術により環境問題や利便性を向上させる都市がスマートシティのようなイメージかもしれません。ただ、一概にハイテク化した街をスマートシティと呼ぶわけでもなさそうです。環境に配慮した自然との調和も大切ですし、地方創生や防災に加えてMaaS(次世代移動サービス)などを重点に日本では官民連携したプロジェクトとして進められているようですな。 地方のバスが赤字経営を強いられながらも地域住民の足として廃線には出来ない問題など、AIやIoTを活用した新たな試みによって解決できる可能性もありそうです。日本の場合は税収の減少によるインフラの維持費などが地方行政の負担となっており、テクノロジーの力で解決出来るか期待されております。 自治体と協定を結んでいる企業も増えており、ジョルダン<3710>は大阪府とスマートシティ推進の協定を締結している事が思惑となり買われました。同社はMaaS関連としてもチェックしております。 交通関連では、これからEVが普及すると充電スタンドを考慮した新しい交通システムが必要となるでしょう。昨今のEVブームの潮流もあり明電舎<6508>がEV関連部品を増産するとの報道を受けて、昨年12月中旬に買われました。EVもスマートシティ実現には欠かせませんねぇ。 また、建設コンサル大手である長大<9624>がシステム開発を手掛けるニックスと資本業務提携した事で、スマートシティ関連として物色されたようです。スマートシティ実現には建設業とITのイメージ共有が街の質を決めると言っても過言ではないでしょう。 「AIパワード工務店」というコンセプトを打ち出しているKSK<9687>も建設とAIを巧みに掛け合わせたスマートシティ関連として思惑があります。業界の垣根を越えて暮らしやすい街を作り上げる方向性はこれから重要になるはずです。 高速通信インフラが張り巡らされた街でIoTのようにあらゆるモノがインターネットで繋がれば、当然ながらそれに伴う危険を防ぐ為にもフォーカスシステムズ<4662>のようなセキュリティに強みを持つ企業が注目されるのではないでしょうか。 あたくし達の生活においてテクノロジーの進化を止める事は不可能でしょう。しかしテクノロジーの活用法を見直して、環境と利便性の調和が取れたスマートシティを目指すタイミングに差し掛かっているかもしれません。 環境をテクノロジーによって人間が管理する事は専門家でも意見が分かれているようです。ただ、現状の生活水準を人口減が進む日本が次世代に引き継げるのか…。あたくし達の世代は未来を見据え、しっかりと考えなければいけませんなぁ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《HH》
関連銘柄 5件
3710 東証スタンダード
632
5/2 10:35
+1(%)
時価総額 3,321百万円
公共交通活用の経路探索ソフト「乗換案内」が柱。受託ソフト開発も。24.3期は乗換案内の採算低下。納品順調のソフト開発も費用増で利益足踏み。前期買収のドローン関連会社も利益水面下。通期では黒字確保を目指す。 記:2024/04/11
4662 東証プライム
1,216
5/2 15:00
+8(%)
時価総額 19,812百万円
独立系SI。公共関連に強み。運用・保守やセキュリティサービスも。24.3期3Q累計は公共関連や民間インフラ関連が堅調。だが不採算案件の発生や高収益案件の剥落で利益足踏み。通期では増収増益・連続増配を計画。 記:2024/02/15
6508 東証プライム
3,530
5/2 15:00
+130(%)
時価総額 160,714百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
9624 東証1部
2,299
9/28 15:00
-11(%)
時価総額 21,647百万円
建設コンサルタント会社。構造物や道路、河川等の社会基盤、鉄道関連等の調査、計画、設計等を行う。21.9期3Qはサービスプロバイダ事業が好調。アシガ川小水力発電所は順調に稼働。プロダクツ事業は受注伸長。 記:2021/09/15
9687 東証スタンダード
3,600
5/2 15:00
+15(%)
時価総額 27,490百万円
ネットワークの構築・運用・保守が柱。LSIや組込みソフトの開発も。NECなどが主顧客。24.3期3Qは自社開発パッケージや組込みソフト開発が好調で増収増益に。通期最高業績を計画。記念配実施で大幅増益予定。 記:2024/03/10