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注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイセキS、国際帝石、良品計画など

2021/1/6 12:10 FISCO
*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイセキS、国際帝石、良品計画など 国際帝石<1605>:581円(+30円) 大幅続伸。サウジアラビアでは2-3月に日量100万バレルの原油を自主的に追加減産すると表明している。新型コロナ感染拡大の影響で需要回復が鈍るとの懸念に対応するようだ。これを受けてNY原油市場では、先物価格が一時5%上昇して10カ月ぶりの1バレル50ドル台乗せとなっている。米国市場ではエネルギー関連株が買われる展開になっており、国内で原油相場の動向に最も連動する同社株にも買いが波及。 ダイセキS<1712>:743円(+55円) 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は7.9億円で前年同期比21.7%減益となっている。上半期実績の同28.4%減から減益率はやや縮小し、通期計画の9.7億円、前期比21.6%減は据え置きへ。ポジティブなサプライズはないものの、株価は長期低迷が続いていたことで、通期計画達成への安心感が強まったことをプラス視する流れになっているようだ、土壌汚染調査・処理事業の処理量および受注単価は回復傾向ともされている。 良品計画<7453>:2331円(+111円) 大幅続伸。前日に12月の月次動向を発表、ポジティブ材料視されている。既存店売上高は前年同月比9.4%増と3カ月ぶりのプラス転換となり、7月以来の高水準となっている。食品が同41.4%増と大きく伸びたほか、衣服・生活もプラスに転じている。日用品の販売が好調であったほか、後半から気温が低下したことで重衣料の動向も回復したもよう。関東最大の売場面積としてオープンした「無印良品 東京有明」も好調に推移のようだ。 日清食HD<2897>:8900円(-10円) 伸び悩んでもみ合い。前日に21年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の435億円から530億円、前期比28.5%増に引き上げている。巣篭り需要の増加による販売の拡大、湖池屋の段階取得に係る差益の計上などが上振れの背景になっている。ただ、上半期が前年同期比61.5%の大幅増益であったことから業績上振れは想定線、市場コンセンサスはやや上回るものの、出尽くし感も優勢となっているようだ。 ファーストリテ<9983>:87820円(-1350円) 続落。前日に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比6.2%増、7カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同0.3%増加したほか、客単価も同5.9%上昇した。中旬に気温が急激に低下したことで、防寒衣料や在宅ニーズにマッチした商品の販売が好調であったもよう。ただ、9-10月は2ケタ成長であったことから大きなサプライズもなく、1-2月は首都圏での緊急事態宣言発出の影響も警戒され、ポジティブな反応は限定的。 Ciメディカル<3540>:6360円(+240円) 大幅に3日ぶり反発。子会社としてCiエナジー(石川県白山市)とデンタルサポートセンター(大阪市)の2社を設立すると発表している。Ciエナジーは完全子会社として北信越地域でのBtoB通販事業と新電力事業との連携などのほか、将来的にグループの電力事業子会社の司令塔としての役割も視野に入れる。デンタルサポートセンターでは、合弁で歯科医院向け事務アウトソーシング事業を展開する。歯愛メディカルの出資比率は66%。 アオキスーパー<9977>:2940円(+140円) 大幅に反発。21年2月期の年間配当を従来予想の60.00円に創業80年の記念配当10.00円を加え、70.00円(前期実績60.00円)に増額修正している。21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の営業利益は前年同期比227.9%増の26.45億円で着地した。内食需要が高まったことに加え、販管費の減少で大幅増益となった。通期予想は前期比77.3%増の26.00億円で据え置いたが、第3四半期累計時点で既に上回っている。 JMC<5704>:778円(+22円) 大幅に反発。EOSジャパン(横浜市)と協同で開始した「樹脂3DプリンターAM(3Dプリンターによる製造)サービス」にNTTデータザムテクノロジーズ(東京都大田区)を加え、各社協同での取組みを明記した覚書を締結したと発表している。国内のAM量産市場を開拓するため、品質管理体制を強化する。NTTデータザムテクノロジーズはドイツのEOSGmbHの日本国内機器販売総代理店。 《ST》
関連銘柄 8件
1605 東証プライム
1,960.5
12/23 15:30
+19(%)
時価総額 2,468,536百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1712 東証スタンダード
1,330
12/23 15:30
+51(%)
時価総額 22,380百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
3,772
12/23 15:30
-10(%)
時価総額 1,163,983百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。明星食品は傘下。国内外で伸長し、原料高こなす。 記:2024/06/05
3540 東証スタンダード
967
12/23 15:30
±0(%)
時価総額 48,350百万円
歯科医院向け通信販売事業が主力。CAD/CAM歯科技工関連機器・システム販売事業、CAD/CAM歯科技工物製作事業等も手掛ける。医科業界、動物病院業界への参入拡大進める。ニッセンHDを子会社化へ。 記:2024/07/01
5704 東証グロース
416
12/23 15:30
-17(%)
時価総額 2,329百万円
砂型鋳造法による試作品の製造等を行う鋳造事業が主力。自動車、ロボット分野を中心とする豊富な製造実績が強み。3Dプリンター事業、産業用CTの販売等も。鋳造事業は新ブランド「PZ」のパーツラインナップを拡充。 記:2024/10/05
7453 東証プライム
3,437
12/23 15:30
-9(%)
時価総額 965,041百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
9977 東証スタンダード
3,785
5/1 15:00
±0(%)
時価総額 23,656百万円
食品スーパーチェーン。愛知県を地盤に、食品や日用雑貨等を扱う「アオキスーパー」を展開する。ショッピングセンターも手掛ける。今期3Q累計は価格改定や食品ロス削減等に施策が奏功、利益が大幅黒字転換した。 記:2024/02/01
9983 東証プライム
53,180
12/23 15:30
+410(%)
時価総額 16,922,993百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25