マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 20:03:49
9,857,221
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売買代金は約2か月ぶりに2兆円を下回りIPO銘柄での値幅取りに絞られる【クロージング】

2020/12/23 16:49 FISCO
*16:49JST 売買代金は約2か月ぶりに2兆円を下回りIPO銘柄での値幅取りに絞られる【クロージング】 23日の日経平均は反発。88.40円高の26524.79円(出来高概算9億9101万株)で取引を終えた。22日の米国市場では、予想を下回る経済指標や英国でのコロナ変異拡大が嫌気されNYダウは200ドル安だったが、追加経済対策の合意を受けたテクノロジー株の上昇からナスダックは反発となり、この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する格好となり、日経平均は買い先行で始まった。 しかし、市場参加者が限られているなかで積極的な売買は手控えられており、日経平均は寄り付き直後に付けた26585.21円を高値、前場半ばにつけた26414.74円が安値となり、その後は狭いレンジ内での推移が続いた。東証1部の売買代金は1.8兆円と10月27日以来、約2か月ぶりに2兆円を下回っている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではサービス、医薬品、電気機器、水産農林、電力ガス、小売、倉庫運輸が堅調。半面、ゴム製品、非鉄金属、繊維、海運、銀行、輸送用機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>、ファーストリテ<9983>が冴えない。 日経平均は狭いレンジでの推移が続いており、25日線を挟んでのこう着が続いた。ただし、ソフトバンクGが1社で日経平均を約46円下押ししていたことから見れば、こう着ながらも底堅さが意識されていたであろう。また、自律反発の域は脱していないものの、前日に4%を超える下落となったマザーズ指数は2%の上昇となっており、ナスダック上昇がセンチメントに影響したようである。ただし、中小型株においても物色対象に広がりがみられず、先週からのIPOラッシュが続くなか、IPO銘柄に短期筋の値幅取り狙いの資金が集中している状況である。 東証1部の売買代金は約2か月ぶりに2兆円を下回ったことから、一段と市場参加者が限られてくることになろう。新型コロナワクチン供給によって先行きの経済回復への期待が高まる展開が期待されていたが、結局は欧州でのウイルス変異種の拡大によるロックダウンが物色意欲を後退させている。24日は欧州の一部が休場となるほか米国は短縮取引となり、25日は欧米の多くで休場となる。先高期待の動きは年明け以降になりそうであり、商いが細る中でIPO銘柄での値幅取りが続きそうである。 《CS》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,789.5
4/19 15:00
-94(%)
時価総額 1,214,949百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4519 東証プライム
4,921
4/19 15:00
-169(%)
時価総額 8,262,644百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4568 東証プライム
4,636
4/19 15:00
+100(%)
時価総額 9,026,450百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
19,215
4/19 15:00
-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,484
4/19 15:00
-251(%)
時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7267 東証プライム
1,747
4/19 15:00
-38.5(%)
時価総額 9,493,696百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,711.5
4/19 15:00
-46.5(%)
時価総額 3,362,389百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的な大手メーカー。インドで最大手。船外機や電動車いすも手掛ける。今上期は二桁の増収、増益と伸長した。円安が追い風となった。価格改定も寄与した。 記:2023/12/25
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10