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英ポンド週間見通し:もみ合いか、対EU通商合意の可能性残る
2020/12/12 14:32
FISCO
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*14:32JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、対EU通商合意の可能性残る ■反落、英国は合意なしのEU離脱の可能性高まる 今週のポンド・円は反落。英国で12月8日に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったことから、ポンド・円は一時140円台に戻した。しかしながら、ジョンソン英首相は10日、「欧州連合(EU)と通商協定で合意できないまま、英国はEU離脱の移行期間を終える可能性が高い」と述べており、週後半はリスク回避的なポンド売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:136円80銭−140円33銭。 ■もみ合いか、対EU通商合意の可能性残る 来週のポンド・円はもみ合いか。英国は合意なしの欧州連合(EU)離脱を決める可能性が高まっているが、12月13日以降に英国と欧州連合(EU)が通商合意に達した場合、ポンド買いが強まりそうだ。新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、安心感からもポンド買いを支援しよう。なお、英中央銀行は16-17日開催の金融政策委員会(MPC)で金融政策の現状維持を決定する見込み。マイナス金利導入に否定的な見解を示した場合、ポンド買いが多少強まる可能性がある。 ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・16日:11月消費者物価コア指数(10月:前年比+1.5%) ・16日:12月マークイットサービス業PMI(11月:47.6) ・17日:英中央銀行MPCが金融政策発表 ・18日:11月小売売上高(10月:前月比+1.2%) 予想レンジ:135円00銭−140円00銭 《FA》
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