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米国株見通し:弱含みか、追加対策期待の後退で週末前の売り

2020/12/11 15:32 FISCO
*15:32JST 米国株見通し:弱含みか、追加対策期待の後退で週末前の売り (15時20分現在) S&P500先物      3,663.38(-5.12) ナスダック100先物  12,365.12(-36.88) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は小幅安。欧州株安も波及するとみられ、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。 10日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反発したが、ダウは続落で30000ドルを割り込んだ。新型コロナによる死者数は3000人超と、過去最多を更新。また、この日発表された新規失業保険申請件数は想定外に増加し、雇用情勢の悪化が鮮明に。一方、9000億ドル規模の追加経済対策の与野党協議は難航し、年内実施は困難との見方が広がる。ワクチン接種の早期実施が見込まれているものの、経済活動の縮小を警戒した売りが強まり指数を押し下げた。 本日も売りに押される展開か。鉄鉱石や原油など全般的に資源価格が上昇するなか、エネルギー関連に買いが入り相場をけん引する可能性があろう。また、ファイザーと独ビオンテックが共同開発中のワクチンが実用化されるとの期待感も、買いを後押ししよう。半面、追加対策は賠償請求から企業を保護する免責条項などで与野党が対立し、年内の法案成立は困難との見方が続く。今晩発表のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が低調なら、週末を控え売りが強まりそうだ。 《TY》