マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 23:28:32
14,980,498
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リバランス需給が底堅さにつながる【クロージング】

2020/11/27 16:20 FISCO
*16:20JST リバランス需給が底堅さにつながる【クロージング】 27日の日経平均は続伸。107.40円高の26644.71(出来高概算15億2950万株)で取引を終えた。米国市場の休場の影響から海外勢のフローは限られており、全体としては26500円を挟んだこう着感の強い相場展開であったが、下値の堅さが意識されたほか、インデックスに絡んだリバランス需給が指数を押し上げる格好となった。日経平均は5日線を上回っての推移が続き、後場半ばには一時26672.40円まで上げ幅を広げており、いったんピーク感を意識させた25日につけた高値水準に接近している。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500となり、全体の7割近くを占めている。セクターでは精密機器、不動産、非鉄金属、医薬品、電気機器、鉄鋼が堅調。半面、電力ガス、銀行、輸送用機器、空運、鉱業、陸運、石油石炭が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、TDK<6762>、東エレク<8035>が堅調。一方でリクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、ネクソン<3659>が冴えなかった。 NTTドコモ<9437>の指数除外に伴うリバランス需給は想定されていたが、全般薄商いの状況において、インパクトにつながった面があるだろう。円相場が1ドル103円台と円高に振れていたこともあり、輸出関連の一角などは手控えられやすかったが、大きく売りが向かうといった動きではなく、こう着相場の中で利益確定の売りが優勢だった程度であろう。また、NTTドコモの指数除外に伴うリバランス需給がTOPIX型に入ったことが全体の底堅さにつながっていた。そのため来週はこの需給が無い状態で底堅い値動きを見せてこれるかが注目されるところであろう。 来週は米国の年末商戦の動向が注目されやすく、予想通りEC売上高が大きく伸びているようだと、センチメントを明るくさせるだろう。また、日経平均は25日の26700円回復でいったんはピーク形成が意識されていただけに、高値に接近する動きをみせたことにより、売り方にとっては相当厳しい需給状況である。一方で買い方にとっては急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなかで、なかなか手が出しづらいところでもある。マザーズ指数は1200ポイントを挟んだもち合いが続いており、緩やかに下降する25日線に上値を抑えられているものの、チャート上では相当煮詰まってきていることから、大きなトレンドが出やすいタイミングでもある。 《AK》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3659 東証プライム
2,197
11/22 15:30
+48.5(%)
時価総額 1,902,323百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17