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注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマハ発、博展、神田通機など

2020/11/10 12:12 FISCO
*12:12JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマハ発、博展、神田通機など ヤマハ発<7272>:1926円(+365円) 大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は564億円で前年同期比43.6%の大幅減益だが、4-6月期63億円の赤字に対して7-9月期は373億円の黒字へと急改善している。新興国二輪やマリン事業の上振れを映して、通期予想は従来の200億円から700億円にまで大幅増額修正、市場コンセンサスは300億円程度であったため、想定以上のペースでの収益回復にはサプライズが大きいようだ。 ツインバード<6897>:1018円 カ( - ) ストップ高買い気配。米ファイザーでは、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験について、「90%を超える予防効果がある」とする暫定的な結果を発表している。今後のワクチン供給本格化への期待が一気に高まる状況ともなっている。つれて、同社が展開するワクチン輸送・保管用の保冷庫の販売急拡大なども顕在化するタイミングが近づいたとの見方につながっているようだ。 今仙電機<7266>:759円 カ( - ) ストップ高買い気配。TSテックがTOB実施、並びに第三者割当増資の引き受けを発表している。同社の持分法化を狙ったものであり、TOB、増資後も同社の上場は維持の見通し。TOBによる買付予定数の上限は520万9500株で発行済み株式数の25.00%、TOB価格は930円とされている。前日終値からのアップ率は41.1%であり、全株が買い付けられるわけではないものの、ひとまずはサヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。 進学会HD<9760>:426円(+3円) 朝高後、値を消す。前日に上半期の決算を発表、営業損益は5.8億円の赤字で、前年同期比7億円の損益悪化となっている。従来計画の0.5億円の黒字を下回ったが、第1四半期14.8億円の赤字からは改善する形に。一方、通期予想は従来の1.5億円から11億円にまで上方修正、大幅な経費削減や資金運用事業の売上増などによる収益性の改善を背景としている。想定外の収益急改善がポジティブなインパクトにつながっている。 博展<2173>:402円(+41円) 大幅に反発。21年3月期の純損益を従来予想の2.56億円の赤字から2.00億円の赤字(前期実績4.09億円の黒字)に上方修正している。雇用調整助成金や固定資産売却益を計上するため。営業損益予想は4.00億円の赤字で据え置いた。第2四半期累計(20年4-9月)の営業損益は7.72億円の赤字(前年同期は1.55億円の黒字)。米ファイザーのワクチン開発進展でコロナ禍の影響が払拭されるとの期待も買いを後押ししているようだ。 関西みらいフィナンシ<7321>:485円 カ( - ) ストップ高買い気配。親会社のりそなHDが同社を完全子会社する方針を固めたと報じられている。月内にTOBを開始し、りそなHD株を割り当てる株式交換も実施するようだ。約24%を保有する三井住友FGも株式放出に応じる見通しであり、来年3月末には上場廃止となる見通し。TOB価格や株式交換比率などは不明であるが、相応のプレミアムの付与を期待する動きが優勢に。 リボミック<4591>:399円(+8円) 大幅に続伸。東京大学医科学研究所アジア感染症研究拠点と進めている新型コロナウイルスに対する阻害性アプタマーの細胞レベルでのウイルス感染試験で、阻害効果を確認したと発表している。今後、生ウイルスを用いた細胞レベルでの感染・増殖試験を行い、アプタマーの阻害効果の詳細な解析や動物試験に向けた体内安定性の向上などを図り、化合物の創出を進めるとしている。 神田通機<1992>:1042円(+95円) 一時ストップ高。21年3月期の営業利益を従来予想の0.55億円の黒字から2.80億円の黒字(前期実績2.34億円の黒字)に上方修正している。付加価値の高い保守工事・保守料の売上が予想より多く、第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益が会社計画(0.95億円の赤字)を上回る1.96億円の黒字で着地したことを勘案した。年間配当は従来予想の10.00円から20.00円(前期実績20.00円)に増額修正している。 《ST》
関連銘柄 8件
1992 東証スタンダード
2,220
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 5,823百万円
情報通信設備会社。電話交換設備やネットワークシステム、サポートサービスを展開。日立や三菱電機の特約店。手持ち工事の進捗順調で照明制御事業は黒字転換。24.3期3Qは2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
2173 東証グロース
626
5/2 15:00
-14(%)
時価総額 10,093百万円
展示会出展やイベントプロモーション等のリアルイベントが主力。デジタルコンテンツやマーケティング等も。トランザクションと業務提携。大規模案件等が寄与し、23.12期通期は変則決算でも過去最高益を更新。 記:2024/04/16
4591 東証グロース
86
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 3,070百万円
東大発の創薬ベンチャー。病原の働きを妨げる人工アプタマー活用の創薬研究を行う。国内2a相移行の軟骨無形性症薬候補は26年導出が目標。増殖性硝子体網膜症の予防効果が確認された新薬候補物質は治験実施を検討へ。 記:2024/03/11
6897 東証スタンダード
493
5/2 14:59
±0(%)
時価総額 5,363百万円
新潟県地盤の家電メーカー。調理家電や白物家電を手掛ける。小型ニッチ商品に強み。ワクチン用運搬庫なども。「匠プレミアム」では全自動コーヒーメーカーの販売が堅調。24.2期3Q累計は家電製品事業が増益。 記:2024/01/28
7266 東証スタンダード
630
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 14,789百万円
自動車部品メーカー。ホンダ向けが主力。シート機構部品のアジャスターを中心に、ランプやホーンなどの電装製品も展開。資産効率向上と財務体質強化に向け、政策保有株式の売却を推進。材料高騰の影響で3Q累計は一服。 記:2024/02/09
7272 東証プライム
1,427
5/2 15:00
-17.5(%)
時価総額 1,499,280百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
647
3/29 15:00
-16(%)
時価総額 241,251百万円
りそなHD傘下の関西地銀。みなと銀行と関西みらい銀行の2行体制で、支店網は関西最大。米バンク・オブ・ザ・ウエストと業務提携し、顧客の米国進出を支援。非対面チャネルを拡充。コロナ禍の影響で、中間期は一服。 記:2020/12/14
9760 東証スタンダード
238
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 4,767百万円
北海道と東北を中心に学習塾やスポーツクラブを運営。「北大学力増進会」が主力。スポーツクラブ「Zip」等も。教育関連事業は受講率が伸び悩む。スポーツ事業は燃料高騰等が重し。24.3期3Qは賃貸事業が増益。 記:2024/04/15