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*15:38JST 米国株見通し：弱含みか、大統領選後の混乱に警戒 （15時30分現在） S&P500先物　　　　　　3,483.12（-21.68） ナスダック100先物　　11,952.38（-124.12） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は150ドル安。NY原油先物（WTI）は大幅安で、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。 5日の取引で主要3指数は大幅続伸。ダウは500ドル超高となり、28000ドル台を回復した。S&Pも2％近く、ナスダックは2％超と堅調地合いを強めている。集計作業中の大統領選は市場の想定通りバイデン民主党候補の勝利が近づき、リスクオンのムードがさらに広がった。また、連邦準備制度理事会（FRB)は連邦公開市場委員会（FOMC)で現行の緩和的な金融政策を維持。同時に、目先についてもハト派姿勢を継続する方針で、株式市場に好感された。 本日は売りに押される展開。今晩発表の雇用統計は非農業部門雇用者数と平均時給は前回からやや鈍化するものの、失業率は低下が見込まれる。想定通りなら、早期回復への期待感で買いが入りやすい。一方、大統領選は早ければ本日中にも結果が判明する。バイデン氏の勝利が確定すれば買いが再開しよう。ただ、共和党のトランプ氏は複数の州での投票に不正があったと主張し、法廷闘争に踏み込む構え。支持者どうしの小競り合いなど混乱も予想され、週末前の持ち高調整が強まろう。 《TY》