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買い一巡後は23300円を挟んだ高値圏でのもち合い【クロージング】

2020/11/2 16:29 FISCO
*16:29JST 買い一巡後は23300円を挟んだ高値圏でのもち合い【クロージング】 2日の日経平均は反発。318.35円高の23295.48円(出来高概算11億8777万株)で取引を終えた。10月30日の米国市場は新型コロナウイルス感染症の拡大が嫌気されたほか、大型テック銘柄への利益確定の流れから下落していたが、大型テック銘柄の下落については先週末の日経平均の23000円割れで織り込まれており、ショートカバー優勢の展開となった。23100円を回復して始まった日経平均は、その後も断続的なインデックス売買によって押し上げられ、前引け間際には23370.91円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただし、後場に入るとこう着感が強まり、23300円を挟んだ高値圏でのもち合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、陸運、金属製品、鉄鋼、電力ガス、銀行、倉庫運輸、不動産の上昇率が3%を超えている。指数インパクトの大きいところではKDDI<9433>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>、信越化<4063>が堅調。一方でソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が重石となっている。 日経平均は前場の上昇で先週末の下落部分を吸収しており、その後は日中高値水準での底堅い値動きが続いた。日経平均の23000円割れで押し目買いの流れが強まったというよりは、ショートカバーの流れのほか、ポジション調整による売買が中心であろう。祝日を控えていることから前倒しのオーダーなども意識されそうだが、TOPIX型優位の展開からは、バリューシフトというよりもグロースに傾いているポジションの比率を修正した形であろう。大統領選を控えて極力ニュートラルに近いポジションに修正といったところ。 祝日明けは大統領選の投開票の報道に振らされる流れが意識されやすく、アルゴも発動しやすい。ただし、結果としては乱高下を警戒しつつも結果を受けた米国市場の動向、その後の連邦公開市場委員会(FOMC)などへ市場の関心が向かいやすく、これらを受けた米国市場の動向に左右させられる形になりそうである。また、決算発表も本格化しており、決算を見極めるまでは積極的なポジションは取りづらく、短期的な値幅取り狙いの売買が続きそうである。 《CN》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
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時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
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時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
9433 東証プライム
5,030
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17