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9日の米国市場ダイジェスト:米国株は続伸、包括的経済対策への期待高まる

2020/10/12 7:56 FISCO
*07:56JST 9日の米国市場ダイジェスト:米国株は続伸、包括的経済対策への期待高まる ■NY株式:米国株は続伸、包括的経済対策への期待高まる 米国株式相場は反発。ダウ平均は161.39ドル高の28586.90ドル、ナスダックは158.97ポイント高の11579.95ポイントで取引を終了した。トランプ大統領が大規模な包括的経済対策を検討する考えを示すと、期待感から上昇して寄り付いた。ムニューシン財務長官は1.8兆ドル規模の案をペロシ議長に提案すると報じられたが共和党のマコーネル上院院内総務は選挙前の合意は困難との考えを示したため一時伸び悩む場面もあった。しかし、いずれ何らかの救済策で合意成立するとの根強い期待感に終日堅調に推移した。セクター別では小売りやソフトウェア・サービスが上昇した一方で、エネルギーが下落。 製薬会社のギリアド(GILD)は同社開発のコロナ治療薬レムデシビルが回復期間を5日間短縮することが明らかになり上昇。ビデオ会議サービスを提供するズームビデオ(ZM)や電気製品、金融サービスなど幅広い製品、サービスを提供するゼネラルエレクトロニックス(GE)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇した。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は同業ザイリンクス(XLNX)に買収案を提示したと報じられ下落。ザイリンクスは急伸した。オンラインギャンブルのドラフトキング(DKNG)は一部チームでの感染拡大で全米プロフットボールリーグ(NFL)の試合運営への懸念に下落した。 クドロー国家経済会議(NEC)委員長によると、トランプ大統領案には航空会社支援、中小企業支援などが含まれるという。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:追加経済対策の合意時期を巡ってドル売り強まる 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円95銭まで上昇後、105円58銭まで下落し、105円63銭で引けた。トランプ大統領が大規模な包括的追加経済対策の支持を示したため、合意成立への期待感が高まり、一時ドル買いが優勢となった。しかしながら、共和党上院のマコネル院内総務が選挙前の合意は困難との考えを示したことから、期待感は低下し、ドル売りが再燃した。 ユーロ・ドルは1.1793ドルから1.1831ドルまで上昇して1.1828ドルで引けた。ユーロ・円は125円09銭まで上昇後、124円78銭まで下落。ポンド・ドルは1.2932ドルから1.3050ドルまで上昇。英国政府が新雇用支援策を発表したため、景気見通しが改善し、ポンド買いに繋がった。ドル・スイスは0.9136フランから0.9093フランまで下落した。 ■NY原油:反落、供給増加の思惑で利食い売りが増える NYMEX原油11月限終値:40.60 ↓0.59 9日のNY原油先物11月限は反落(NYMEX原油11月限終値:40.60 ↓0.59)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.59ドルの1バレル=40.60ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは40.38ドル−41.47ドル。利食い目的の売りが観測された。ノルウェーの油田労働者によるストライキが終了したことや、米国内における石油採掘装置の稼働数が増加したことが材料視されたようだ。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 25.36ドル +0.12ドル(+0.48%) モルガン・スタンレー(MS) 48.83ドル -0.17ドル(-0.35%) ゴールドマン・サックス(GS)207.54ドル -0.44ドル(-0.21%) インテル(INTC) 52.82ドル -0.55ドル(-1.03%) アップル(AAPL) 116.97ドル +2.00ドル(+1.74%) アルファベット(GOOG) 1515.22ドル +29.29ドル(+1.97%) フェイスブック(FB) 264.45ドル +0.69ドル(+0.26%) キャタピラー(CAT) 158.94ドル +2.28ドル(+1.46%) アルコア(AA) 12.52ドル -0.21ドル(-1.65%) ウォルマート(WMT) 142.78ドル +1.42ドル(+1.00%) 《ST》