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注目銘柄ダイジェスト(前場):トーセイ、スマレジ、AI CROSSなど

2020/10/6 11:59 FISCO
*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トーセイ、スマレジ、AI CROSSなど チェンジ<3962>:8860円(+430円) 急伸。子会社のトラストバンクとトヨタファイナンスが、地域活性化に向けたデジタル行政の取り組みにおける業務提携を締結と発表している。各自治体に対しデジタル地域通貨プラットフォームサービス「チーカ」を提供、トヨタファイナンスの加盟店網やスキームによって、地域通貨導入の活性化と運用管理の効率化を目指すようだ。高値からのスピード調整にも一巡感、リバウンド材料と捉えられている。 ビックカメラ<3048>:1214円(+16円) もみ合い。20年8月期営業利益は100億円を上回ったもようとの観測報道が伝わっている。新型コロナの影響で都心店が多いビックが振るわなかったため、前期比5割減の水準となっている。ただ、郊外店中心のコジマが下支え、在宅勤務の増加が追い風となってパソコンや周辺機器などが伸び、76億円程度の市場予想は上回ったようだ。 スマレジ<4431>:3625円(+410円) 大幅に続伸。クラウドPOSレジ「スマレジ」の9月の登録店舗数が速報ベースで8万8642台となり、前月(8万7477台)から増加したと発表している。内訳は、無料プランが7万1484台(前月7万0695台)、有料プランが1万7158台(同1万6782台)。登録店舗数の順調な増加が好感されていることに加え、株価が一時25日移動平均線を上回ったことも買い意欲を刺激しているようだ。 JESCOHD<1434>:485円(+25円) 急伸。20年8月期収益予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の2.5億円から3.0億円に増額、前期は0.9億円の赤字であった。アセアンEPC事業における工事中断や延期の影響で売上高は下振れるものの、国内EPC事業における官公工事など増加により利益率は改善するようだ。第3四半期までの順調な進捗から上振れ期待はあったが、最高益更新という好決算をあらためて評価する流れになっている。 トーセイ<8923>:1118円(+134円) 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は46.4億円で前年同期比60.0%の大幅減益となった。ただ、上半期の同72.7%減からは減益率が縮小、通期予想は従来の46.8億円から56.6億円に上方修正している。不動産流動化事業における売上総利益率の上振れ、新規大型案件のアセットマネジメント契約受託などが背景に。また、期末配当金計画も13円から16円に引き上げている。 AI CROSS<4476>:2159円(+129円) 大幅に続伸。不正行為による被害からユーザーを守るために「絶対リーチ!forセキュアSMS認証」の販売を開始したと発表している。法律で身分証提示が義務付けられている音声通話機能付きの携帯電話かどうかを判別してからSMS認証を行うサービスを特許取得の上で提供する。銀行口座などからの不正引き出しが社会問題化しており、なりすまし防止策の需要に期待した向きが買いを入れているようだ。 ウエストHD<1407>:2822円(+48円) 大幅に続伸。20年8月期の営業利益を従来予想の67.40億円から71.81億円(前期実績58.64億円)に上方修正している。再生可能エネルギー事業でメガソーラー建設や販売が順調に推移した。また、稼働中のメガソーラーの仕入や販売を手掛けるセカンダリー事業、省エネルギー事業及びメンテナンス事業が寄与するほか、セグメント毎のコスト管理も奏功し、前回予想を上回る増益になるとしている。 《ST》
関連銘柄 7件
1407 東証スタンダード
1,995
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 91,824百万円
産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
1434 東証スタンダード
1,044
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 7,239百万円
再生可能エネルギー設備工事や無線通信設備工事、電気設備工事等のEPC事業が主力。不動産事業等も手掛ける。ノイバイ国際空港等で施工実績。再生可能エネルギー関連設備、アセアンEPCなどを注力分野に位置付け。 記:2024/10/25
3048 東証プライム
1,634.5
11/22 15:30
+7.5(%)
時価総額 307,525百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
1,326
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 97,928百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスなどを手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も行う。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。LoGoチャット、LoGoフォームは有償自治体数が順調に増加。 記:2024/10/24
4431 東証グロース
3,170
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 62,237百万円
クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
4476 東証グロース
1,766
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 7,129百万円
SMS配信プラットフォーム「絶対リーチ!SMS」、チャットボットプラットフォーム「Smart X Chat」等を展開。取引社数は6600社超。国内顧客の獲得に注力。顧客ポートフォリオの転換を進める。 記:2024/10/24
8923 東証プライム
2,353
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 114,553百万円
中古不動産の改修・販売等を行う不動産再生事業が柱。不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業等も展開。名古屋鉄道と資本業務提携。中計では26.11期売上高1232億円目標。 記:2024/10/25