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日経VI:小幅に低下、円高・ドル安一服で市場心理改善

2020/8/19 16:00 FISCO
*16:00JST 日経VI:小幅に低下、円高・ドル安一服で市場心理改善 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-0.02pt(下落率0.09%)の21.17ptと小幅に下落した。なお、高値は21.67pt、安値は20.79pt。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。朝方は外為市場で1ドル=105円10銭前後と昨日後場の水準からさらに50銭ほど円高・ドル安が進んだことや、朝方発表された6月の機械受注が予想を下回ったことなどが売り要因となった。しかしその後、円相場は1ドル=105円50銭台まで円安・ドル高方向に戻し、日経225先物はプラス圏で底堅く推移。市場心理が改善しプットが手仕舞い売りされ、日経VIは前日水準近辺で推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《FA》