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日経平均は続落、決算で明暗分かれる、半導体関連が重し

2020/8/6 16:23 FISCO
*16:23JST 日経平均は続落、決算で明暗分かれる、半導体関連が重し 日経平均は続落した。前日の米国株式市場では、追加財政政策やウイルスワクチン開発への期待から上昇した。また、7月の米ISM非製造業景況指数が58.1と市場予想を上回ったことも寄与した。一方で、7月の米ADP民間雇用者数が6月から急減速したことは労働市場の回復ペース鈍化を示唆し、明日に控える米雇用統計を見極めたいとする思惑を形成した。本日の日経平均は下落して寄り付いた後、好決算銘柄に資金が向かう形で一時上昇に転じるも、トヨタ<7203>や任天堂<7974>など本日発表予定の主力企業の決算内容を見極めたいとする向きから次第に様子見ムードが醸成された。また、21年6月期業績予想が過去最高益ながらも市場コンセンサスに届かなったことからレーザーテック<6920>が朝方大きく下げ、今日は半導体関連銘柄全般が市場の重しとなった。 大引けの日経平均は前日比96.70円安の22418.15円となった。東証1部の売買高は10億7978万株、売買代金は1兆9955億円だった。セクター別では、保険、鉱業、石油、非鉄、建設などが上昇率上位となった一方、食料、陸運、倉庫、電気・ガス、不動産などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は57%であった。 個別では、21年3月期第1四半期(20年4-6月)連結営業利益が前年同期比5.4倍となったDeNA<2432>、第1四半期営業増益と想定外の好スタートとなったUTグループ<2146>がストップ高となり、同様に好決算絡みでソリトンシステムズ<3040>が17%、コンテック<6639>が16%を超す上げとなった。そのほか、未開示だった21年3月期連結営業利益が前期比55.4%増予想と発表したシャープ<6753>、第1四半期営業黒字確保が好感されたいすゞ<7202>などが上昇した。 一方、第1四半期増収率鈍化などをマイナス視されたグレイステクノロジー<6541>がストップ安まで売られ、市場予想を下回り通期営業赤字予想となったUアローズ<7606>も10%を超す下げとなった。そのほか、今期見通しの収益水準が市場の期待値に届かなかったレーザーテック、上半期は想定通りの好決算となったが材料出尽くし感が先行したユニチャーム<8113>、コンセンサス下振れの業績見通しや減配を嫌気されたホンダ<7267>も大きく下げた。ただ、レーザーテックは朝方に大きく下げた後は次第に下げ幅を縮小し、結局、2%程度の下落率にとどまった。また、場中に発表されたトヨタの21年3月期第1四半期決算は営業損益が前年同期比98%減の139億円と、市場予想に反して黒字を確保し、これを受けて同社株価は大きく上伸した。 《YN》
関連銘柄 13件
2146 東証プライム
3,650
3/29 15:00
+125(%)
時価総額 147,325百万円
製造業派遣・請負が柱。構造改革支援や技術者派遣も。24.3期3Q累計は半導体業界向けが停滞。だが株式報酬費用解消などで増益に。中計では26.3期に営業益2.2億円目指す。還元方針を配当性向6割目安に変更。 記:2024/03/11
2432 東証プライム
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時価総額 197,530百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
3040 東証プライム
1,341
3/29 15:00
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時価総額 26,470百万円
認証を中心としたITセキュリティ関連製品の開発、関連サービスの提供、簡易衛星中継システムも手掛ける。ITセキュリティ事業は自社製品等が収益貢献。23.12期通期は2桁増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/23
18
2/25 15:00
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時価総額 511百万円
産業機械メーカーやソフトウェアメーカーに取扱説明書やマニュアルを作成・管理・運用するシステムを提供。企画、翻訳、コンサルも。22.3期1Qは売上堅調。MOS事業が売上牽引。HOTARUの連結効果等が寄与。 記:2022/01/15
6639 東証スタンダード
2,695
4/27 15:00
±0(%)
時価総額 17,787百万円
FA環境対応の産業用コンピュータ、IoT機器等を手掛ける。IoTソリューションビジネス、環境計測ソリューション等も。22.3期3Qは2桁増益。親会社のダイフクがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/03/02
6753 東証プライム
831.3
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時価総額 540,683百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6920 東証プライム
41,800
3/29 15:00
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時価総額 3,941,155百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7202 東証プライム
2,055
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+16(%)
時価総額 1,597,643百万円
トラック・バスメーカー。小型トラックに強み。産業用エンジンも。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。部品不足の改善等により、国内車両販売台数は大幅増。販管費の増加等をこなし、24.3期2Qは2桁増益。 記:2024/01/13
7203 東証プライム
3,792
3/29 15:00
-14(%)
時価総額 61,866,431百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,891
3/29 15:00
+27.5(%)
時価総額 10,276,233百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7606 東証プライム
1,992
3/29 15:00
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時価総額 60,186百万円
アパレル大手。バイヤーが買い付けた国内外のデザイナーズブランドやオリジナル企画商品を販売。主力は高価格帯の「ユナイテッドアローズ」やお手頃価格の「コーエン」。免税売上の拡大もあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
7974 東証プライム
8,196
3/29 15:00
-63(%)
時価総額 10,644,063百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8113 東証プライム
4,834
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+15(%)
時価総額 3,001,112百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品のリーディングカンパニー。紙おむつやペットケア用品にも強みを持つ。ペットケア部門は堅調。犬用ペットシートなどが伸びる。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/02/22