マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 3:01:59
10,721,197
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

テスラやナスダックの動向からバリュー株シフトを探る【クロージング】

2020/7/14 16:28 FISCO
*16:28JST テスラやナスダックの動向からバリュー株シフトを探る【クロージング】 14日の日経平均は反落。197.73円安の22587.01円(出来高概算10億9600万株)で取引を終えた。米国市場の後場からの失速の流れを受けて、日本株市場も利食い優勢の展開となった。ただし、心理的な支持線として意識されている5日線、25日線辺りでの底堅さが意識されており、下を売り込む流れとはならず、狭いレンジでのこう着が続いた。上海指数、ハンセン指数が2%近い下落で推移していたことも手掛かり難となり、今晩の米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードが強まっていた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは水産農林、空運、陸運、サービス、鉱業、電力ガスが軟調。半面、不動産、保険、証券、銀行が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>が軟調。 日経平均は狭いレンジ取引が続き、後場の値幅は50円程度にとどまっていた。下値の堅さは意識されていたが、売買代金は7月6日以来の2兆円を下回っており、様子見姿勢が強かったようである。先物市場でも小幅な変動だったことから仕掛け的な売買も限られており、米国市場の動向を見極めたいところだろう。日経平均の下落率が0.87%に対して、TOPIXは0.50%の下落であり、バリュー株へのシフトが意識されていた。米国ではテスラが16%の上昇後の失速から3%安で終えており、今晩のテスラの動向に関心が集まりそうである。 また、ナスダックは高値更新後に2%を超える下落となっていた。通常であればピーク形成からのシグナル反転が警戒視されやすいところであり、こちらも注目されるだろう。自律反発の範囲内としてもリバウンドをみせてくるようだと、グロース優位の状況は継続。調整が続くようだと、米金融株の決算を控えていることもあり、バリュー株へのシフトが意識されやすい。 《CN》
関連銘柄 5件
4519 東証プライム
5,766
3/28 15:00
-161(%)
時価総額 9,681,448百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
6,695
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10