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前場に注目すべき3つのポイント~安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか

2020/7/13 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか ■安川電、1Q営業利益 21.6%減 62.27億円。コンセンサス上回る ■前場の注目材料:42都道府県「貯金」58%減、コロナ対応1兆円超取り崩し ■安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか 13日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の展開が見込まれる。10日の米国市場ではNYダウが369ドル高となり、26000ドルを回復した。製薬会社ギリアド・サイエンシズ(GILD)は新型コロナウイルス治療薬としてのレムデシビルについて、第3相治験の新たなデータを発表し重症患者の死亡率を大きく軽減するとの結果を好感。 また、原油高で投資家心理が改善している。トランプ大統領が「中国との信頼関係が毀損しており、現時点で、米中第2段階貿易協定は考えられない」との発言が伝えられたが、市場の反応は限られていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比310円高の22600円。円相場は1ドル106円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開から始まることになるため、これまでのもち合いレンジの上限レベルを意識した展開になりそうだ。先週はETFの分配金支払いのための売り需要に押される展開だったが、この需給要因が通過したことも手掛けやすさにつながりそうである。また、安川電機<6506>が発表した第1四半期決算は、2ケタ営業減益だったが、コンセンサスは上回っていた。5Gや半導体向け製品が好調だったこともあり、5G関連のほか中国関連への支援材料になる可能性があるため、センチメント改善につながりそうである。 とはいえ、レンジ上限レベルでは強弱感が対立しやすいほか、相場上昇が見込まれることから後場は日銀のETF買い入れに伴う需給面での下支えは期待しづらいところではある。そのため、買い一巡後に上値の重さが意識されてくるようだと次第に戻り待ちの売り圧力が警戒視されてくる。また、NYダウは26000ドルを回復したが、25日線や200日辺りが上値抵抗として意識されやすく、週明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。 そのため、買い一巡後はレンジ突破を見極めつつ、押し目拾いのスタンスになりそうだ。日経平均は煮詰まり感が台頭してきていることもあり、5日線や25日線辺りを支持線として意識されてくるようだと、より煮詰まり感が意識されてくるため、もち合いレンジからの上放れへの意識に向かわせやすいところである。そのため、目先的には支持線レベルでの底堅さも見極める必要がありそうだ。 ■安川電、1Q営業利益 21.6%減 62.27億円。コンセンサス上回る 安川電<6506>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比15.5%減の908.02億円、営業利益は同21.6%減の62.27億円だった。34億円程度とみていた市場予想を上回っている。5Gや半導体向けに主力のサーボモーターが堅調。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26075.30、+369.21) ・ナスダック総合指数は上昇(10617.44、+69.69) ・シカゴ日経225先物は上昇(22600、大阪比+310) ・1ドル106円90-00銭 ・VIX指数は低下(27.29、-1.97) ・米原油先物は上昇(40.55、+0.93) ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・42都道府県「貯金」58%減、コロナ対応1兆円超取り崩し ・中国軍機、比と監視強化、レーダー情報共有検討 ・仏デジタル課税に報復、米が追加関税、発動まで半年猶予 ・香港、民主派予備選に圧力、政府「国安法違反」 ・洋上風力、中国を排除、政府、領海情報流出防ぐ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし_ 《ST》
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6506 東証プライム
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時価総額 1,711,083百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27