マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 2:30:02
9,964,345
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの下落影響を値がさハイテク株が下支え

2020/7/10 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの下落影響を値がさハイテク株が下支え 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテの下落影響を値がさハイテク株が下支え ■7&iHD、1Q営業利益21.0%減、21/2予想はコンセンサス下回るが想定線 ■前場の注目材料:りそなHD<8308>事業承継専門の投資ファンド、中小へ50%超出資 ■ファーストリテの下落影響を値がさハイテク株が下支え 10日の日本株市場は、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。9日の米国市場は、NYダウが361ドル安となる一方で、ナスダックは上昇。先週分の新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感し、上昇して寄り付き、ナスダック総合指数は一時過去最高値を更新した。しかし、フロリダ州での1日のウイルス感染者数が過去最多にのぼったとの報道などで景気回復見通しが一段と悪化したことが重石となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の22385円。円相場は1ドル107円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行することになりそうだ。また、昨日引け後に下方修正を発表したファーストリテ<9983>がADRで弱い値動きとなったことから、日経平均の上値を抑える格好になるだろう。もっとも、米ハイテク株の一角が強含みの展開となっており、これが指数インパクトの大きい値がさハイテク株にも波及するかが注目される。値がさハイテク株の底堅さが意識されることから、下値を売り込みづらくさせよう。 また、本日はETFの分配金支払いに伴う売り需要が発生する。8日には後場半ばから引けにかけて売り需要が指数を押し下げる格好となったため、週末要因もあって後場半ば辺りからは慎重姿勢になりやすいところ。ただし、前回での下落幅は限られていたこともあり、反対に需給通過後を想定した押し目を狙う動きも出てくる可能性がある。 さらに、昨日は日銀のETF買い入れが行われていた。前引けのTOPIX先物が0.30%の下落にとどまっていた中での買い入れにより、タイミングが見極めづらくなっている。そのため、売り方にとっても仕掛け的な売りを出しづらい需給状況になるだろう。日経平均はもち合いレンジ内での推移が続いており、レンジ下限レベルを仕掛けてくる動きは考えづらく、先物のナイトセッションで付けた安値22260円に接近する局面においては、その後のショートカバーを意識した押し目を狙いたいところであろう。 ■7&iHD、1Q営業利益21.0%減、21/2予想はコンセンサス下回るが想定線 7&iHD<3382>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比12.8%減の1兆3918.28億円、営業利益は同21.0%減の713.90億円だった。コンセンサスは下回っているが、想定線であろう。あわせて2021年2月期決算を発表。売上高は前期比14.3%減の5兆6920億円、営業利益は同24.1%減の3220億円を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大による新たな生活様式への変化などで、国内外のコンビニエンスストア事業や百貨店事業が低迷する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22529.29、+90.64) ・ナスダック総合指数は上昇(10547.75、+55.25) ・SOX指数は上昇(2076.72、+26.96) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・りそなHD<8308>事業承継専門の投資ファンド、中小へ50%超出資 ・NTTドコモ<9437>5Gスマホ普及モデル投入、5万—8万円 ・コロワイド<7616>大戸屋にTOB、子会社化で再建加速狙う ・シャープ<6753>国内化粧品参入、台湾ミラダと連携 ・日産自<7201>手元資金確保へ、社債発行、4年ぶり ・村田製作所<6981>滋賀県工場でコロナ感染者、きょうまで停止 ・三井物産<8031>実質CO2フリー電力供給、社外に積極提案、「RE100」も適用 ・オムロン<6645>世界で「除菌ロボ」活躍 ・KDDI<9433>KDDIなど、通勤タクシー相乗り実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月企業物価指数(前年比予想:-2.0%、5月:-2.7%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
2,039.5
4/26 15:00
-10.5(%)
時価総額 5,423,695百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6753 東証プライム
818.8
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 532,553百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6981 東証プライム
2,867
4/26 15:00
+45(%)
時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7616 東証プライム
2,154.5
4/26 15:00
+26.5(%)
時価総額 187,235百万円
大手外食チェーン。子会社にアトム、カッパ・クリエイト、コロワイド、大戸屋、レインズ。居酒屋やレストランなど39ブランドを展開。配送センター集約で物流24年問題対応を加速。積極出展効果で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
8031 東証プライム
7,519
4/26 15:00
+137(%)
時価総額 11,973,759百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8308 東証プライム
984.1
4/26 15:00
-4.7(%)
時価総額 2,362,804百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27