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今日の為替市場ポイント:ウイルス感染再拡大への懸念残る
2020/7/6 8:47
FISCO
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*08:47JST 今日の為替市場ポイント:ウイルス感染再拡大への懸念残る 3日のドル・円は、東京市場では107円44銭から107円57銭まで反発。欧米市場でドルは107円45銭から107円54銭で推移し、107円51銭で取引終了。 本日6日のドル・円は、107円台で推移か。国内外でウイルス感染の再拡大が報告されており、目先的にリスク選好的な円売りはある程度抑制される可能性がある。 米国における新型コロナウイルスの感染は拡大しており、経済の早期正常化を阻む要因となる可能性がある。目先的には景気回復への期待とウイルス感染拡大への懸念でドル・円の取引では売買が交錯しそうだ。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)のイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)導入への思惑は後退しており、投機的なドル売りは抑制される可能性がある。 一方、先週発表された米国の6月ISM製造業景況指数や6月雇用統計などは予想以上の改善を示しており、米国経済の早期回復への期待は失われていないようだ。パウエルFRB議長も議会証言で当初の想定よりも早く持ち直すとの見方を示し、今週発表の経済指標が堅調な内容だった場合は、リスク回避的な円買いは抑制される展開もあり得る。香港国家安全維持法の施行を巡って米中の対立は続いているが、中国の経済情勢が改善しつつあることも好材料か。 《CS》
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