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今日の為替市場ポイント:ウイルス感染への警戒でリスク選好的な円売り抑制の可能性

2020/6/18 8:51 FISCO
*08:51JST 今日の為替市場ポイント:ウイルス感染への警戒でリスク選好的な円売り抑制の可能性 17日のドル・円は、東京市場では107円43銭から107円17銭まで下落。欧米市場でドルは107円44銭まで買われた後に106円95銭まで下落し、107円01銭で取引終了。 本日18日のドル・円は、主に107円近辺で推移か。ウイルス感染第二波が警戒されていることや、北東アジアにおける地政学的リスク増大の懸念は消えていないことから、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。 17日の米国株式市場では、ナスダック総合指数は上昇したものの、S&P総合500種とNYダウはさえない動きを見せた。新型コロナウイルスの新規感染者の増加や、トランプ大統領の再選確率は低下しているとの思惑が広がっており、リスク選好的な取引は縮小した。一部報道によると、米国における6州で新型コロナウイルスの新規感染者が増加しており、オクラホマ州での感染者数は過去最多となったもよう。市場関係者の間からは「大統領選がまもなく本番を迎えるが、ウイルス感染者の増加はトラン大統領の再選確率を低下させる要因となる」との声が聞かれている。 民主党の大統領候補になることが確実視されているバイデン氏は17日、「トランプ大統領が新型コロナウイルスに屈し、米経済の回復を妨げかねない感染第二波への備えを怠っている」と指摘した。トランプ大統領は経済支援策を強化するとみられているが、ウイルス感染拡大を阻止することに注力していないとの見方も出ており、今後の対応が注目される。 《CS》