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米国株見通し:弱含みか、米抗議活動や中国の感染再拡大を嫌気

2020/6/15 16:05 FISCO
*16:05JST 米国株見通し:弱含みか、米抗議活動や中国の感染再拡大を嫌気 (15時50分現在) S&P500先物      2,934.88(-88.87) ナスダック100先物  9,396.25(-236.00) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は大幅安、NYダウ先物は900ドル安。NY原油先物(WTI)も軟調地合いとなり、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。 12日の主要3指数は反発し、1-2%上昇。ダウは自律反発で、477ドル高の25605ドルで取引を終えた。前日の記録的な下げにより、反動の買戻しが中心。取引中は不安定な値動きが目立った。制限措置の段階的緩和を背景に経済の早期正常化への期待が先行し、これまで株価を押し上げてきた。ただ、トランプ政権への抗議活動などで新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が市場心理を圧迫。レジャー関連などを売り戻す動きが観測された。 本日は大きな下げが予想される。週末に米ジョージア州で黒人男性が警察官に射殺された問題で抗議活動が活発化し、景気回復を抑える要因として意識されよう。一方、中国の北京ではコロナの新規感染者が相次いで確認され、第2波への警戒感が広がる。加えて本日発表された中国の経済指標は予想を下回り、世界経済の持ち直しへの期待も弱まる見通し。半面、今晩発表のNY連銀製造業景気指数の改善や米中協議の開催への思惑が、一段の株安を抑える場面もありそうだ。 《TY》