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米国株見通し:上げ渋りか、自律反発も週末の売りが下押し

2020/6/12 16:05 FISCO
*16:05JST 米国株見通し:上げ渋りか、自律反発も週末の売りが下押し (15時50分現在) S&P500先物      3,029.88(+19.63) ナスダック100先物  9,681.12(+64.37) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル高。欧州株高も波及するとみられ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 11日の主要3指数は急激な下げを記録。S&Pとナスダックは5%超、ダウは1861ドル安で25000ドル付近に落ち込んだ。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の回復に悲観的な見方が示され、市場心理を悪化させた。また、経済活動の再開や黒人暴行死事件を受けた抗議活動などで新型コロナウイルスの感染者数が200万人を突破し、景気の早期回復への期待が大幅に後退した。加えて原油価格の急落により、エネルギー関連の売りも強まっている。 前日の大幅安の反動で、本日は自律反発が見込まれる。コロナ第2波への警戒感で慎重姿勢が予想されるものの、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な金融政策を背景に、経済の早期正常化期待の買戻しが先行しそうだ。23時発表の6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が前回から改善すれば、買い手がかりに。ただ、原油価格の回復は限定的で、引き続きエネルギー関連は買いづらい。また、週末を控え利益確定売りが出やすいため、引けにかけては失速が予想される。 《TY》