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リバランスを繰り返しながらもじり高基調が継続【クロージング】

2020/6/10 16:10 FISCO
*16:10JST リバランスを繰り返しながらもじり高基調が継続【クロージング】 10日の日経平均は反発。33.92円高の23124.95円(出来高概算12億5700万株)で取引を終えた。米国市場では4月JOLT求人件数が2014年来で最小を記録し速やかな回復期待が後退、投資家心理の悪化が嫌気されNYダウが300ドル安となった流れもあり、朝方は売り優勢の展開で始まった。 しかし、米ハイテク株の一角が強い動きをみせており、これが波及する格好から値がさハイテク株への物色が下支えとなった。日経平均は寄り付き直後に付けた22900.30円を安値に切り返しており、前場半ばに上昇に転じると、その後も底堅い値動きの中、大引けにかけては23175.82円まで上昇する局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、サービス、化学、精密機器、医薬品、非鉄金属、電気機器、その他製品がしっかり。半面、鉱業、不動産、鉄鋼、建設、保険が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、信越化<4063>がけん引。一方で、ファナック<6954>、KDDI<9433>、第一三共<4568>が重石に。 日経平均は利食い先行で始まったが、テクニカル面では5日線が支持線として意識される格好であり、底堅い相場展開だった。もっとも、週末のSQを前に積極的な売買は限られており、日経平均型のインデックス買いが指数を押し上げた格好であろう。一方で、売り込まれていた銘柄への買い戻しの流れから足元堅調だったセクターは一服をみせており、TOPIXはマイナスで終えるなど、リターンリバーサルの流れといったところであろう。 積極的にポジションを傾ける動きにはならないだろうが、リバランスを繰り返しながらもじり高基調が続いており、需給状況は良好だろう。中小型株についても材料が出た銘柄等に資金が集中する流れであるが、足元で利食いに押されている銘柄についても、調整局面での押し目買い意欲が強そうであり、個人のセンチメントも明るいだろう。 《CN》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
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4519 東証プライム
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4568 東証プライム
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製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6857 東証プライム
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時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,090
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時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
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+12(%)
時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04