マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 0:39:00
15,281,110
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リバランスを繰り返しながらもじり高基調が継続【クロージング】

2020/6/10 16:10 FISCO
*16:10JST リバランスを繰り返しながらもじり高基調が継続【クロージング】 10日の日経平均は反発。33.92円高の23124.95円(出来高概算12億5700万株)で取引を終えた。米国市場では4月JOLT求人件数が2014年来で最小を記録し速やかな回復期待が後退、投資家心理の悪化が嫌気されNYダウが300ドル安となった流れもあり、朝方は売り優勢の展開で始まった。 しかし、米ハイテク株の一角が強い動きをみせており、これが波及する格好から値がさハイテク株への物色が下支えとなった。日経平均は寄り付き直後に付けた22900.30円を安値に切り返しており、前場半ばに上昇に転じると、その後も底堅い値動きの中、大引けにかけては23175.82円まで上昇する局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、サービス、化学、精密機器、医薬品、非鉄金属、電気機器、その他製品がしっかり。半面、鉱業、不動産、鉄鋼、建設、保険が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、信越化<4063>がけん引。一方で、ファナック<6954>、KDDI<9433>、第一三共<4568>が重石に。 日経平均は利食い先行で始まったが、テクニカル面では5日線が支持線として意識される格好であり、底堅い相場展開だった。もっとも、週末のSQを前に積極的な売買は限られており、日経平均型のインデックス買いが指数を押し上げた格好であろう。一方で、売り込まれていた銘柄への買い戻しの流れから足元堅調だったセクターは一服をみせており、TOPIXはマイナスで終えるなど、リターンリバーサルの流れといったところであろう。 積極的にポジションを傾ける動きにはならないだろうが、リバランスを繰り返しながらもじり高基調が続いており、需給状況は良好だろう。中小型株についても材料が出た銘柄等に資金が集中する流れであるが、足元で利食いに押されている銘柄についても、調整局面での押し目買い意欲が強そうであり、個人のセンチメントも明るいだろう。 《CN》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4519 東証プライム
6,270
11/22 15:30
-113(%)
時価総額 10,527,694百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04