マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 6:21:47
10,428,518
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):鉱研工業、第一三共、住友林など

2020/6/1 12:31 FISCO
*12:31JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):鉱研工業、第一三共、住友林など 三井金<5706>:2255円(-67円) 大幅続落。先週末に20年3月期の決算を発表、亜鉛市況下落による在庫評価の影響で、経常利益は従来計画140億円を下回る93億円となった。一方、21年3月期は10億円で同89.3%の大幅減益見通し。新型コロナの影響は270億円の減益要因とみているようだ。この影響を考慮すれば市場想定線とも捉えられるが、減益率の大きさをネガティブインパクトと捉える動きになっている。 住友林<1911>:1295円(-76円) 大幅反落。先週末に20年3月期の決算を発表、経常利益は588億円で前期比14.4%増益、会社計画610億円は下回ったが大きなサプライズはない。一方、今期は20年12月期までの9カ月変則決算となるもよう。経常利益は150億円の計画で、前年同期比では65%減の水準となる。国内住宅・建築事業の大幅な減益を想定、予想以上の業績悪化見通しをネガティブ視する動きが優勢となっている。 鉱研工業<6297>:424円(+25円) 大幅に反発。20年3月期の営業利益が前期比52.3%増の4.15億円だったと発表している。工事施工関連でトンネル先進調査ボーリング工事の工期管理・原価管理に加え、温泉工事の原価率が改善したため、利益が拡大した。年間配当は従来予想(6.00円)を上回る8.00円(前期実績6.00円)。増配に加え、営業利益が会社予想(2.90億円)を上回って着地したことも好感されているようだ。21年3月期予想は非開示。 第一三共<4568>:9596円(-489円) 大幅反落。米国臨床腫瘍学会のハイライト電話会議が開催されているもよう。DS-1062、DS-8201ともに順調な進捗が示されているようだが、DS-1062に関して、ゴールドマン・サックス証券では、「用量依存性がみえづらくなったことやTROP2発現と有効性に明確な相関がみられていないことなど、ポテンシャルを見極める上では、さらなるデータを待ちたい」などとしている。期待感が先行していたこともあり、利食い売りにつながっているもよう。 日立<6501>:3564円(+109円) 反発。先週末に20年3月期の決算を発表、調整後営業利益は6619億円で前期比12.3%減益、従来予想6690億円をやや下回ったが、新型コロナの影響が469億円あったもよう。21年3月期は3720億円で同43.8%減益、コロナ影響3010億円が織り込まれているもよう。同影響を織り込んでもコンセンサスは下回っている印象だが、ガイダンスの発表などによる不透明感の後退を評価する動きが優勢に。 IGポート<3791>:1642円(+52円) 大幅に反発。コンテンツ電子配信サービスを手掛ける連結子会社のリンガ・フランカ(東京都武蔵野市)がブシロード<7803>を割当先とする第三者割当増資による資本提携を行うと発表している。発行株数は普通株3000株で、払込金額は1.50億円。増資後の株主構成はIGポート50%、ブシロード50%。また、リンガ・フランカの繰越利益剰余金の欠損額約0.79億円を解消するため、減資を実施する。ブシロードも大幅に続伸。 《ST》
関連銘柄 7件
1911 東証プライム
5,905
5/17 15:00
-83(%)
時価総額 1,188,175百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
3791 東証スタンダード
4,410
5/17 15:00
-70(%)
時価総額 22,293百万円
アニメ制作会社。企画から編集までを一貫で行う。出版や版権ビジネスも。24.5期上期は映像制作が制作期間長期化や制作費増で停滞。だが出版、版権が想定超。営業外に投資事業組合運用益。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/07
4568 東証プライム
5,531
5/17 15:00
+49(%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5706 東証プライム
4,846
5/17 15:00
+21(%)
時価総額 277,816百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
6297 東証スタンダード
595
5/17 15:00
+18(%)
時価総額 5,337百万円
ボーリング機器で国内首位。温泉、さく井などの工事も。24.3期3Q累計は前期買収のボーリング用掘削ビットメーカーが通期貢献。原価管理の徹底も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。ベナンでODA案件を獲得。 記:2024/03/12
6501 東証プライム
14,445
5/17 15:00
+135(%)
時価総額 13,991,023百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
7803 東証グロース
349
5/17 15:00
+3(%)
時価総額 25,959百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31