マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,852.27
+176.59
暗号資産
FISCO BTC Index
5/8 2:39:49
9,824,450
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに

2020/5/13 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに ■前場の注目材料:ホンダ、20/3営業利益12.8%減 6336億円 ■SCREEN、半導体製造装置の受注堅調 ■2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに 13日の日本株市場は、やや神経質な展開になりそうだ。12日の米国市場では、NYダウが457ドル安だった。米国政府の新型ウイルス対策チームを率いる国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が上院での証言で、政府が示したルールに従わない早過ぎる経済活動の再開に警鐘を鳴らしたためウイルス感染「第2波」への警戒感が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の20145円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開になりやすく、日経平均は2万円の攻防が意識されやすいだろう。ただし、昨日段階で買い戻しの流れも一巡感があっただけに、嫌気売りが強まる流れにはならないだろう。反対に2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに向かわせやすいとみておきたい。 また、決算発表がピークを迎えているため、機関投資家の売買も細っているため、薄商いの中をインデックス売買に振らされやすい展開も想定されるが、短期的な売買が中心と考えられるため、底堅さが意識される局面においては、反対売買も速いと考えられる。また、2万円に迫る局面においては、日銀のETF買い入れへの思惑も高まりやすく、需給面での下支えになりそうだ。 もっとも、決算では主要な企業の冴えない決算が重石になりやすい。まずは、昨日決算を発表したトヨタ<7203>辺りの底堅さを見極めたいところである。また、米国市場では、感染第2波への警戒感が高まっているため、新型コロナの治療薬や診断薬などを手掛けている銘柄への物色も意識されやすい。その他、個人主体の売買では、足元で急ピッチの調整が続いているバイオ株なども、スピード調整からの自律反発狙いの動きが意識されそうである。 ■ホンダ、20/3営業利益12.8%減 6336億円 ホンダ<7267>が発表した2020年3月期決算は、売上高に当たる売上収益は6%減の14兆9310億円、営業利益は同12.8%減の6336億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で世界的に自動車などの生産や販売が振るわなかった。四輪事業はアジアや北米を中心に販売が低迷。二輪事業はインドなどアジア地域の販売が減少した。21年3月期の業績予想と配当予想は「未定」とした。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(25.78、+1.64) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・新型コロナウイルス治療薬開発 ・海外の経済活動再開 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・7-9月期の業績回復期待 ・トヨタ自<7203>今期見通し、営業益8割減、コロナ禍で世界販売急落 ・シスメックス<6869>検査法開発に着手、初期段階で重症化予測 ・長瀬産業<8012>医療VBと資本提携、画像処理技術を活用 ・SCREEN<7735>半導体製造装置の受注堅調 ・三菱UFJ<8306>社債600億円、中小の資金繰り支援 ・ショーワ<7274>全社にRPA導入、間接業務を月1000時間削減 ・小松マテーレ<3580>衣料向け新素材開発、植物由来で吸水拡散性 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月経常収支(予想:+2兆342億円、2月:+3兆1688億円) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想) 《SF》
関連銘柄 8件
3580 東証プライム
755
5/7 15:00
+4(%)
時価総額 32,571百万円
染色基盤のファブリックメーカー。衣料向けやメディカル関連、建材、電材、生活資材用途も展開。繊維の染色加工技術に定評。炭素繊維や超発泡セラミックス建材など環境共生素材に注力。業容好調で、3Q累計は経常増益。 記:2024/02/29
6869 東証プライム
2,650.5
5/7 15:00
-10(%)
時価総額 1,667,893百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
7203 東証プライム
3,599
5/7 15:00
+18(%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,773.5
5/7 15:00
-9.5(%)
時価総額 9,637,704百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7274 東証1部
2,293
11/10 15:00
-1(%)
時価総額 174,314百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。ショックアブソーバやパワーステアリング、ガススプリング等を手掛ける。ホンダ向け売上比率が高い。21.3期1Qはコロナ禍で苦戦続く。二輪・汎用事業はじめ、アジア、北米で販売減。 記:2020/09/10
17,500
5/7 15:00
+860(%)
時価総額 1,777,825百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8012 東証プライム
2,687.5
5/7 15:00
-13(%)
時価総額 324,940百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31
1,559
5/7 15:00
+5(%)
時価総額 20,706,630百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28