マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 23:00:43
15,278,924
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに

2020/5/13 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに ■前場の注目材料:ホンダ、20/3営業利益12.8%減 6336億円 ■SCREEN、半導体製造装置の受注堅調 ■2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに 13日の日本株市場は、やや神経質な展開になりそうだ。12日の米国市場では、NYダウが457ドル安だった。米国政府の新型ウイルス対策チームを率いる国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が上院での証言で、政府が示したルールに従わない早過ぎる経済活動の再開に警鐘を鳴らしたためウイルス感染「第2波」への警戒感が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の20145円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開になりやすく、日経平均は2万円の攻防が意識されやすいだろう。ただし、昨日段階で買い戻しの流れも一巡感があっただけに、嫌気売りが強まる流れにはならないだろう。反対に2万円に接近する局面においては、押し目拾いのスタンスに向かわせやすいとみておきたい。 また、決算発表がピークを迎えているため、機関投資家の売買も細っているため、薄商いの中をインデックス売買に振らされやすい展開も想定されるが、短期的な売買が中心と考えられるため、底堅さが意識される局面においては、反対売買も速いと考えられる。また、2万円に迫る局面においては、日銀のETF買い入れへの思惑も高まりやすく、需給面での下支えになりそうだ。 もっとも、決算では主要な企業の冴えない決算が重石になりやすい。まずは、昨日決算を発表したトヨタ<7203>辺りの底堅さを見極めたいところである。また、米国市場では、感染第2波への警戒感が高まっているため、新型コロナの治療薬や診断薬などを手掛けている銘柄への物色も意識されやすい。その他、個人主体の売買では、足元で急ピッチの調整が続いているバイオ株なども、スピード調整からの自律反発狙いの動きが意識されそうである。 ■ホンダ、20/3営業利益12.8%減 6336億円 ホンダ<7267>が発表した2020年3月期決算は、売上高に当たる売上収益は6%減の14兆9310億円、営業利益は同12.8%減の6336億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で世界的に自動車などの生産や販売が振るわなかった。四輪事業はアジアや北米を中心に販売が低迷。二輪事業はインドなどアジア地域の販売が減少した。21年3月期の業績予想と配当予想は「未定」とした。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(25.78、+1.64) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・新型コロナウイルス治療薬開発 ・海外の経済活動再開 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・7-9月期の業績回復期待 ・トヨタ自<7203>今期見通し、営業益8割減、コロナ禍で世界販売急落 ・シスメックス<6869>検査法開発に着手、初期段階で重症化予測 ・長瀬産業<8012>医療VBと資本提携、画像処理技術を活用 ・SCREEN<7735>半導体製造装置の受注堅調 ・三菱UFJ<8306>社債600億円、中小の資金繰り支援 ・ショーワ<7274>全社にRPA導入、間接業務を月1000時間削減 ・小松マテーレ<3580>衣料向け新素材開発、植物由来で吸水拡散性 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月経常収支(予想:+2兆342億円、2月:+3兆1688億円) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想) 《SF》
関連銘柄 8件
3580 東証プライム
786
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 33,909百万円
衣料ファブリックや資材ファブリック、熱可塑性炭素繊維複合材料などを手掛ける化学素材メーカー。石川県能美市に本社。旧社名は小松精練。公式オンラインストアの運営等も。ファッション分野などで販売活動を強化。 記:2024/07/29
6869 東証プライム
3,177
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 1,999,518百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7274 東証1部
2,293
11/10 15:00
-1(%)
時価総額 174,314百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。ショックアブソーバやパワーステアリング、ガススプリング等を手掛ける。ホンダ向け売上比率が高い。21.3期1Qはコロナ禍で苦戦続く。二輪・汎用事業はじめ、アジア、北米で販売減。 記:2020/09/10
9,067
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8012 東証プライム
3,187
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 366,212百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29