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前場に注目すべき3つのポイント~調整一巡後の押し目を狙うスタンスに

2020/4/22 9:22 FISCO
*09:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~調整一巡後の押し目を狙うスタンスに 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:調整一巡後の押し目を狙うスタンスに ■前場の注目材料:新電工、20/3方修正 営業利益32.0億円←12.0億円 ■アステラス製薬、英バイオベンチャーのナンナ・セラピューティクスを買収 ■調整一巡後の押し目を狙うスタンスに 22日の日本株市場は、引き続き不安定な相場展開になりそうである。21日の米国市場は続落となり、NYダウは631ドル安だった。原油安や企業の業績悪化が引き続き売り圧力となった。トランプ大統領が石油・ガス会社の資金援助計画・策定を指示したことや石油輸出国機構(OPEC)が減産拡大を検討するとの報道や米上院が4840億ドル規模の追加中小企業救済策で合意したものの、反応は限られていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円安の19035円。円相場は1ドル107円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行の展開となり、日経平均は心理的な支持線として意識されている19000円の攻防になりそうである。また、原油相場の急落によって利益確定の流れが強まっており、ハイテク株が軟調な展開をみせているため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が気掛かりであろう。値がさハイテク株の動向次第では、日経平均の19000円割れも意識されやすいところである。 また、昨日はマザーズ指数の下落が目立っていた。先行して上昇していた直近IPO銘柄等が軒並み利益確定の流れから大きく下げており、こちらも原油安の影響による不安感から、利益確定を急がせる格好になったとみられる。ただし、マザーズ指数はこれまで連日で上昇しており、75日線レベルまで上昇していた。そのため、テクニカル的にはいったん跳ね返される水準でもあるため、調整一巡後の押し目を狙うスタンスになるだろう。 原油相場の急落をきっかけに利益確定の流れが強まることになったが、日経平均の19000円処での底堅さがみられてくるようであれば、押し目狙いを意識したスタンスにもなりやすい。今後決算シーズンに入るが、今期計画を開示しない状況が増えてくるであろうが、これまでの下落により、相当株価は織り込んでいる状況でもあるだろう。 ■新電工、20/3方修正 営業利益32.0億円←12.0億円 新電工<6967>は2020年3月期の業績予想の修正を発表。売上高は従来の1442億円から1483億円、営業利益を12億円から32億円に上方修正した。メモリー市況底打ちなどを背景とする半導体設備投資の回復等により、半導体製造装置向けセラミック静電チャックの売上が増加するとともに、フリップチップタイプパッケージは、Windows7のサポート終了による買い替え需要等により、パソコン向けに旺盛な受注が継続し、サーバー向けも期後半において増加傾向だった。 ■前場の注目材料 ・1ドル107円70-80銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・新型コロナウイルス治療薬開発 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・アステラス製薬<4503>英バイオベンチャーのナンナ・セラピューティクスを買収 ・太平洋セメント<5233>インドネシア国営に出資 ・三井物産<8031>ICTで建機給油を効率化、稼働状況把握・分析 ・堀場製作所<6856>検体検査システム向け血球計数装置を増産、仏子会社で供給体制整備 ・菱電商事<8084>電流計測で溶接労働環境を可視化、IoTシステム提供 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 6件
4503 東証プライム
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製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
5233 東証プライム
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6/26 15:00
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時価総額 486,842百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等を手掛ける。セメント製造環境技術、安定供給能力等が強み。東南アジアでの事業拡大などに注力。 記:2024/04/29
6856 東証プライム
12,065
6/26 15:00
+30(%)
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6967 東証プライム
5,660
6/26 15:00
+15(%)
時価総額 765,074百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
8031 東証プライム
7,438
6/26 15:00
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時価総額 11,844,770百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8084 東証プライム
2,740
6/26 15:00
-6(%)
時価総額 62,541百万円
FAシステム、冷熱ビルシステムなどを扱う商社。三菱電機グループ。旧社名は菱電商事。医用画像集約配信システム、車載情報端末向けSoC等も。エレクトロニクスはパワー・アナログ及びセンサーの取り扱い拡充図る。 記:2024/06/17