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日経VI概況:上昇、原油価格の急落や北朝鮮リスクでセンチメント悪化

2020/4/21 16:50 FISCO
*16:50JST 日経VI概況:上昇、原油価格の急落や北朝鮮リスクでセンチメント悪化 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前週末比+3.29pt(上昇率8.73%)の40.96ptと上昇した。なお、高値は42.69pt、安値は39.30pt。20日に米原油先物相場が史上初のマイナスになったことで、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞懸念が強まり、日経VIは大きく上昇して始まった。また、取引時間中に「北朝鮮の金正恩委員長が重体になった」との報道が伝わったことで地政学リスクも意識され、その後も高値圏での推移となった。結局、日経VIは終値で再び節目の40pt台を付ける格好となった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《YN》